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巒頭と理氣

巒頭と理氣

風水の基礎知識2 では、易学の陰陽思想による分類でしたが、
看法(風水鑑定における観点)により、大きく2つに分類することができます。

イ)巒頭(らんとう)
巒頭(らんとう)は、目で見える地形や自然または人工の造形物(石、森林、河川、湖沼、建物、道路、電信柱等)の吉凶や影響を判断する技法です。
中国江西省がルーツとされ、山脈を龍に例え、水(河川)の流れや、大地の生氣が生じる穴を保護する砂の状態、それらの組み合わせを総合的な形として判断したのが原点です。地理地勢の実地検分を重要視する巒頭派では、
羅盤は補助的なツールでしかなかったようです。
『氣とは何か?』 にて、氣とは『場』が創り出すエネルギーであると定義しましたが、
地上における地理地勢を観察する中、龍穴砂水(※1)が整っている地を四神相応(※2)の
整った吉地、良い『氣場』であることを知り得たのです。
なお、具体的に目で見える地形や造形物の地勢や形勢の影響を判断する巒頭は、
個々人の主観によって形態の認識ならびに、その吉凶や影響の基準が
明確化しづらいとされています。
現代では龍穴砂水(りゅうけつさすい)という大規模な地形判断より、
陽宅という住居・店舗・事務所等の対象となる形煞(※3)に主眼が置かれています。

※1 龍穴砂水; 地理風水の四大原則
龍 ・・・ 龍脈の略で、山脈尾根伝いの大地の気の流れのこと。
     河川の流れは水龍と呼ぶ。
     どちらも蛇行しているのを吉とし、直線状を凶とする。
     龍脈を探し出すことを尋龍(じんりゅう)というが、龍脈も生きている龍、
     休んでいる龍があり、その判別は難しく、風水師の腕の見せ所。

穴 ・・・ 龍穴のことで、大地の陰陽の気が沸き出るスポット。
     この龍穴を探し出すことを点穴といい、これが風水師本来の仕事であった。
     ex.)将軍打毬(きゅう)形、美女側臥(そくが)形、進田亀形etc.

砂 ・・・ 龍穴を守る地理環境。
     右砂、左砂 ⇒ 小高い山や丘
     明堂 ⇒ 龍穴の前面となる平地

水 ・・・ 河川や湖沼や海などの水全般をさす。河川は水龍と呼ぶ。
     生気の湧き出る龍穴のそばには、必ず水がある。

Cf.)この4つに、理氣で重要なファクターである『向』を加え、地理五訣と称する場合もある。

※2 四神相応; 龍穴砂水の揃った、風水上の理想地。四神とは、玄武、青龍、朱雀、白虎の中国伝説上の神獣のこと。
主山…玄武
右砂…青龍
案山・川・朝山…朱雀 
左砂…白虎
祖山;中国昆侖山脈から龍脈に沿ってやってくる生気を貯めるコンデンサーの役割
案山;日常の生活を栄えさせる力を持つ気の貯まり場
朝山;その地域に気品と風格をもたらす山
例)平安京(現 京都)


平安京の俯瞰図(復元)「楽しい家庭菜園」のHPより転載

※3 形煞 ; ケイサツと読む。
     自然物、人工物の集合によりできる「場」に生じ、じわじわと時間をかけて
     心身に悪影響を及ぼす煞氣。
     頂心煞、稜角煞、鎌刀煞、背空煞、天斬煞etc.がある。

ロ)理氣(りき)
有形なものを判断する巒頭に対し無形なものを判断するのが理気(りき)で、福建省がルーツとされています。
理気においては、羅盤を使用するのが基本です。
理気は陰陽五行理論や易学に基づく、様々な中国思想のロジックを用いて判断します。
あらゆるものが陰陽五行、易卦※により判断されるため、目に見えない方位や時間に対しても判断できる特徴があります。
これは時代背景に関係なく、全てのものを判断し予測できる長所がある反面、目で見えないものが対象ゆえ、どのロジックを用いるかで判断方法が多岐にわたるため、流派が増える遠因となってしまいました。
談氏三元玄空地理は、風水の基礎知識「三元九運」で詳述する三元九運という時間概念と、8方位を三分割した24方位を使用します。


画像は、三元派や玄空派が用いる三元羅盤で、中から数えて第6層が『地盤正針24山』と呼ばれ、坐向測定時に用いられる。


※陰陽五行、易卦; 風水学のみならず、あらゆる東洋占術の根幹となる理論。
風水鑑定の手引書に記載しています。

巒頭と理気は、千年以上の年月をかけて、お互い補い合いながら発展してきました。
現代の風水師は、ほとんどこの両方の看法を用いて判断します。


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