北向き住宅人気を風水学的に考察
暑すぎて北向き住宅の人気上昇
理由はあまりの暑さゆえ、日差しの弱い北向きが好まれているとのことです。通常は、一戸建てなら南側に掃き出し窓のあるテラスを造り、マンションなら南側にバルコニーがあるユニットが定番でした。風水では、玄関や窓など、外氣の入る箇所を「氣口」と言いますが、人が出入りでき、かつ広い氣口のある側を向(こう)、その反対側を坐山(ざざん)と言います。よって北向き住宅というのは、風水学的には、一戸建てなら北側に外に出られる大きな掃き出し窓があり、マンションならバルコニーがある住宅になりますが、猛暑ゆえ、強い日差しのない北向きが好まれているのでしょう。
確かに直接的、具体的な要因はそこにあるわけですが、風水学的にも裏付けることができます。
中国由来の伝統的風水もいくつかの流派がありますが、ウメサンは玄空派風水です。玄空派においては、三元九運という20年毎のサイクルを用い、そのサイクルにより、旺衰する氣(九星)により、吉凶判断し、旺氣は積極的に利用し、衰氣は避ける、避けれない場合は化煞(かさつ、風水対策)し、開運発福に誘うのです。
下表が三元九運表です。

2024年~2043年までの20年間は第九運で、九星のうち九紫(火星)が他の八星を司る星で、令星と呼び、最旺の氣を帯びています。令星となる九星は「正神」とも言います。
下図は九星定位盤で、九星各々の元々の位置(方位)を表しています。

九紫は南が定位で、第九運は正神九紫の定位である南方位を「正神方」と言い、山(都会では建物を仮の山とする)があるのを吉とします。そして定位盤で正神と対になる(合十になる)九星を「零神(れいしん)」と呼び、その方位を「零神方」と言い、河川や湖や池があるのを吉とし、第九運の零神は一白(水星)です。よって第九運の正神方は南、零神方は北となります。

理氣(時間と空間により変化する氣)にも拠りますが、巒頭的(地理地勢的)には風水では「背山臨水」(山を背にして水に臨む)、すなわち住宅の坐方に山があり、向方に水(河川など)があるのを吉とします。よって南方に山があり、北方に河川がある場合※、第九運においては、南方を坐、北方を向とする住宅は吉と言えます。
ですから第九運において北向き住宅が人気となるのは、風水学上も必然と言えるでしょう。
しかし2044年になると第一運に入り、令星は一白に移ります。正神は一白、零神が九紫と逆転することになり、正神方の北方に山、零神方の南方に水があるのを吉とします。

「天子南面す」と言われるように、中国風水では陰陽理論より、北坐南向を良しとしており、実際紫禁城はじめ、代表的風水モデルとされる平安京の太極殿などもそうなっています。
180年周期である三元九運における第九運20年間は最後の20年間で、また新たな180年周期に入る前の移行期にあたり、世の中のしくみが大きく変わりつつある混乱期です。詳細は2024年後半強運をつかむ風水Ⅱにてブログ記事にしていますので、ご照覧いただけると幸甚です。
180年前の第九運期は、九紫の象意のひとつ文化文明の開化として具現化しましたが、今期は九紫の象意のひとつ知性知能が人工知能のAIの進化として具現化し、また九紫の象意である火が、地球温暖化による猛暑となって具現化して、北向き住宅の人気につながっていると言えるでしょう。
北向き住宅が人気となるほどのこの猛暑は異常で、天からのお徴だと感じます。このまま温暖化が進めば、10年後20年後には春秋がなくなり、四季ではなく二季となってしまい、夏は長く40度超が普通で、50度にも迫る日が出てくるようになるのではないでしょうか。世界的にもアメリカファースト、日本人ファーストなどポピュリズムの支持率が高まってますが、国の垣根を超え、私たちの子供や孫の世代に恨まれぬよう、地球温暖化防止のために足並みを揃えることを、天は願っているに違いありません。
註※
自宅を中心として山と水(河川や湖など)が対極にあることはそうそうなく、若干でも勾配がるある地であれば、高い方が山、低い方が水(∵水は低い方に流れる)とみなす
追伸
9月13日に、第19期実践的風水学講座が、オンライン講座にて開講します。風水に関心ある方は、アクセスして講座案内をご覧いただけますと幸甚です。
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