2023年強運をつかむ風水Ⅰ(2023年の予測)
さて今年最後の投稿は、掲題にあるように新年2023年はどのような年になるか、風水学の観点で予測させていただきます。
12月10日に、ウメサンが副理事長を仰せつかっている(一社)国際・風水協会主催にて、浅草公会堂で催行した年末恒例のセミナーで使用したスライドを使い、説明させていただきます。
毎年年末に、新年の予測をしていますが、九星年盤と干支を基にしています。
先ずは九星年盤から
2023年は四緑木星中宮の年、四緑木星の象意を中心に具現化します。さらに、三合の中心、五黄回座の宮(方位)、暗五黄(暗剣殺)回座の宮と九星、歳破回座の宮と九星、九星の回座する宮により、各宮、各九星の象意に合わせて吉凶作用が起こり、具現化します。
実際に2014年を検証します。
実際に四緑木星はじめ、2014年九星年盤における凶煞と関わる九星や宮の象意が具現化しているのがわかります。
それでは2023年の予測に入りましょう。
最も関心のあるのは経済の方が多いと思いますが、金融、流通に関わる七赤が艮宮(東北)、六白に歳破と三煞が付くことから、円安、インフレ傾向は解消されず、景気は低迷すると思われます。政権交代まではないでしょうが、首相の交代はなされそうです。
次に干支から見てみましょう。
十干十二支の字源をもとにした干支の教示は、大きくは国家、小さくは個々人にも当てはまり、
❝明確な基準と筋道❞を立てることの大切さを教えてくれています。
以上の予測は、一年毎に代わる九星年盤と干支をもとにしましたが、今度は視点を変えて、三元九運という20年周期の観点から見てみましょう。
12月10日に催行したセミナーは二部制で行われ、一部が上述した九星年盤と干支を基にしての内容で、二部が三元九運を基にした内容でした。二部は「大転換期の招財風水」と題してお話しさせていただきました。
2023年は、2004年から始まった第8運の20年目、最後の年となります。
20年周期の原理は何なのでしょうか?
約12年かけて太陽の周りを一周する木星は、中国では歳星と呼ばれ、十二支が考え出されたのです。約30年かけて太陽の周りを一周する土星は鎮星と呼ばれ、このふたつの巨星が約20年毎に会合する(一直線上に並ぶ)ことが三元九運の基となっているのです。
伊勢神宮が20年毎に本宮を移して建て直す「式年遷宮」を行っていることをご存知の方が多いと思いますが、まさに三元九運という宇宙的周期に適っているのです。
20年毎の九運ゆえ、おおきくは180年周期となりますが、60年毎の上元(一、二、三)、中元(四、五、六)、下元(七、八、九)に分けられ、現在は下元第8運にあります。
そして2023年は第8運最後の年ですが、それでは180年前に遡ってみましょう。180年前の第8運は1824年~1843年で、江戸時代後期です。
大飢饉が原因での物価高騰、外国船来航、アヘン戦争などで、幕政が大いに揺るがされていました。そんな中登場したのが・・・
水野忠邦は相次いで改革を断行しましたが、悉く反発を受けたのです。
高インフレとなり、景気は悪化し、ついに
今年は急速に円安が進み、物価が高騰していますが、2023年も解消せず、円安、インフレ、物価高騰は続き、景気は低迷するでしょう。まさに、歴史は繰り返すのです。
次回は新年に入ってからとなりますが、2023年強運をつかむ風水Ⅱ(風水対策編)と題して、投稿したいと思います。
皆さん、一年をしっかりと締め、良い年を迎えましょう!!
追伸
ウメサンが塾頭を務める立命塾では、2023年の4月より実践的風水学講座「三元玄空風水」が開講しますが、三元玄空風水は六十四卦方位も使用しますので、先ずは実践的易学講座より受講されることをお勧めします。実践的易学講座では、陰陽論をベースとした周易、五行論をベースとした断易(五行易)を学びますので、風水学はじめ中国五術全般の基本理論である陰陽五行論を深く学べるため、初心者の方にもお勧めです。
第16期立命塾実践的易学講座(1月14日開講)募集中です。
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