易学講座 易占

周易の教示通りだった、圏央道の事故渋滞

周易の教示通りだった、圏央道の事故渋滞

 26日は秋のお彼岸最後の日でしたが、車を運転して夫婦で、横浜の日野公園墓地にある梅山家のお墓のお参りをしました。いつもは日帰りで帰るのですが、前日の25日が家内の誕生日でしたので、その祝いと日頃の疲れを取るべく、神奈川県厚木市にある飯山温泉の「」にて一泊しました。
飯山温泉は丹沢の麓にあり、日本有数の強アルカリ泉質の温泉です。元湯旅館は北から南に流れる小鮎川沿いにある老舗旅館です。
16時過ぎにチェックインし、夕食まで時間があるので、小鮎川沿いを散策しました。
種類は正確にはわかりませんが、水際で水鳥(恐らくカモ?)の夫婦が仲睦まじくしていました。近づいてもおじけづくことなく戯れていて、家内のバースデーを祝ってくれているようで癒されました。

飯山温泉元湯旅館近くの河川沿い散策中に出会った夫婦ガチョウ
元湯旅館の散策路でみかけた、小鮎川で戯れるカモの夫婦

前回の周易に関するブログで前述しましたように、ウメサンは毎朝易を立てる日筮を行っていますが、9月27日の日筮結果は、❝「水火既済」の二爻変で「水天需」に之(ゆ)く❞でした。

易卦 水火既済⇒水天需

本卦「水火既済」は、上卦『坎』は水、下卦『離』は火を表すが、水は上より潤下し、火は下より炎上して相交わり、各々その用をなすという卦象です。この卦は六爻全てが正を得ており、完全な形象で、成功成就を意味します。
変爻する第二爻の爻辞は下記の通り。
「陰柔が中正を得て、九五と正応だが、初九と九三の二陽に挟まれて、思うように君子(社長、家長、主人等)に遭えないという形象。例えて言えば外出するため車に乗るも、外から見えないようにする覆いがなく、出発しかねている状況である。しかし無理に探す必要はない。七日もすれば手元に戻り、外出できるようになる。」
変爻の爻辞がその日の鍵を握る教示なのですが、ひょっとしたら、帰りは車のトラブルがあるか、渋滞するか、とにかくスムースには帰れないのかな?日筮だから7日もかかるということはなく、7時間もかかるのか?と思いました。
「水天需」は、上卦の『坎』が雲、下卦の『乾』が天で、雲が天の上まで上れば、自然と万物を滋養する雨が降るが、その雨を待つということから、時を待つ意の『需』と命名され、待機のときであることを意味します。
本卦は当初の状態を表し、之卦の状態へと変わっていくことを意味します。
前日の夕食は懐石料理でしたが、食事会場も個室で、夫婦水入らずで美味しい食事をいただきました。温泉効果で朝の目覚めも大変よく、露天風呂付の部屋でしたので、鳥のさえずりと渓流のせせらぎを聞きながら、入浴しました。朝食会場も個室で、品数も多く、夫婦ともごはんをおかわりさせていただきました。10時チェックアウトでしたが、門では女将が見送りに待っておられ、玄門という名の門前で写真も撮ってくださり、笑顔で見送ってくださり、本卦が示す通り、何の落ち度もなく、旅館を気持ちよく後にしました。
帰りは8kmほど先の厚木インターから圏央道に乗りましたが、インターまでも順調で、圏央道に乗ってからも順調で、時速100kmを維持しながら気持ちよく運転し始めました。
しかし10分ほど走ったところで、急に前のトラックがハザードランプを点滅させたため、急ブレーキというほどではありませんでしたが、かなり強くブレーキペダルを踏みました。しばらく停車した後、のろのろと動き始め、その後はのろのろ動いたと思ったらすぐ停車と、それを繰り返しました。ハイウェイニュースをスマホで見ると、高尾インターの合流地点で、バイクと車の衝突事故があったことが原因の事故渋滞でした。脳裏には日筮の爻辞が思い浮かび、やっぱり易占の結果通りだと観念しました。
その後しばらくは渋滞が続き、70分ほどしてからようやく通常の速度で動き始めました。距離メーターを見ると、渋滞中は7kmしか動いてませんでした。70分で7km、またまた脳裏に爻辞が浮かび、7時間ではなく、70分、7kmか!と、運転しながらも、易神の教示の適確さに鳥肌が立ちました。
その後はスムースに走ることができ、13時過ぎに桶川の自宅に着くことができました。
返す返す、周易の玄妙さを実感させていただけたウメサンでした。

追伸
第16期立命塾実践的易学講座募集中です。

この記事はお役に立ちましたか?

★をクリックしてください。

平均評価 / 5. 投票数