風水学 風水学セミナー

~(社)国際・風水協会主催の理氣風水マスタークラス実践講座レポート~

5/17(日)、国際・風水協会主催の理氣風水マスタークラス実践講座を、東京近郊のT市にあるハウススタジオにて行わせていただきましたので、そのご報告です。受講生は、倍率7倍の難関試験を見事突破してきた8名様でした。
ハウススタジオということは、テレビや映画の撮影現場ですので、それなりの造りと調度品がそろっていることを期待して行きましたが、あにはからんや・・・。(画像は玄関にて、羅盤の測定法を指導させていただいているところデス。)
T市ハウススタジオで羅盤測定指導中
昭和40年代のノスタルジーを感じるという触れ込みでしたが、たしかに築40年は経っているだろう外観でしたし、中に入ってみても、床や畳の状態、そしてとてもそろっているとは言えないわずかな調度品の中には、コロンビア社製のレコード針式ステレオや壊れかけているタイプライター、出始めた頃のブラウン管カラーテレビなど、まさしく昭和40年代を思わせる一戸建てでした。
しかし庭は手入れされておらず、雑草だらけ、樹木は家屋に倒れんばかりに生い茂り、ベランダは朽ちて半分は破損し、とても昭和のノスタルジーを感じるまではいきませんでしたが・・・。
しかし我々は撮影にきたわけではなく、風水鑑定の実践講座でしたので、まっいいかってな感じで、講座に入ったのは午前10時でした。玄関入った瞬間、鳥肌が立ち、ぞぉっ~とした感覚を残したまま・・・。
その後、身の毛もよだつ体験をするとは・・・。(チョッとオーバーな表現でしたm(_ _)m)
現場は住宅地ですが、家屋の裏は私鉄S線が走っており、講義中も10分に一度の間隔で電車が横切るたびに、その騒音が去るまで、語るのを中断せざるを得ませんでした。
そんな間断のある講座中、ひとりの女性受講生が大きなびっくりした声で叫んだのです。
「きゃあっ~、羅盤の、は・は・・はりが勝手に動いている!!」
それを聞いた当初は、線路近くということもあり、電車が通ったから針が動いたのだと思っていましたが、他の受講生も「ほ・ほんとだっ!!」と叫ばれたものですから、もうパニック状態。
みんなで羅盤を出して見ると・・・、そうなんです!電車が通っていなくても、羅盤の針が勝手に動くんです。羅盤の円盤を回し磁針に合わせておくと、左にすぅっ~と数度ほど動いたと思うと、また元の位置に戻っただけでなく、さらに今度は右側に数度動いていき、しばらくして元の位置に戻りました!!
そんな動きが、1~2分おきくらいに生じるのですが、あたかも生き物のような動きでした。
もちろん電車が通ったときも動くのですが、その動きは前述とは異なり、とても激しい動きでした。
そんな事態に直面したからとて、途中でやめて出るわけにはいきません。
カリキュラムのひとつとして、羅盤による坐向測定方法も指導させていただきましたが、羅盤を持ち屋外に出て、玄関前ならびに玄関で坐向測定を行いましたが、例の針の動きはまだありました。針が落ち着くのを待って測定してみると、卯山酉向でした。
午後からは、実際にこのハウススタジオを鑑定物件として、各々に建物図面をお渡しし、昼食時間を含めて1時間半、鑑定実践をしてもらいました。
昭和40年代の建物ですから第6運の卯山酉向で各々宅運盤を作成し、屋内間取りに合わせて「分宮方式」にて坐星向星を配し、巒頭と理氣の観点から、吉凶判断と風水対策を図面に記入してもらいました。
欠けとなっている玄関には、坐星、向星の順番で1と5が、線路側は東南が3と7、東北が7と2の組み合わせでした。
ご存知のように、2(二黒)と5()と7(七赤)は凶星で、玄関を出入りする度に向星の5が、電車が通るたびに向星の2と7が強く刺激されるのです。
このハウススタジオの庭に入ったときから、陰氣の強さを誰しもが感じましたが、陰氣の原因はちゃんと玄空宅運盤に記されているのです。
坐の東側には、笹の葉がうっそうと茂っており、霊障が起こりそうな条件がそろっていました。
羅盤の針はとても敏感なもので、その動きはいろいろなことを教えてくれます。
今回の生き物のような動きが、霊によるものだったか否かは断定できませんが、少なくとも陰陽のバランスが崩れ、陰氣があまりに強い物件であったことは間違いありません。
またまた玄空派風水のすごさを、受講生ともども実感させていただきました。
講座後は誰からともなく、お清めしましょう!ということになり、駅前商店街にある居酒屋にみんなで入りました。
受講生の皆さん、国際・風水協会のスタッフと共に、とても貴重な体験をさせてもらいました。
もう二度とこのハウススタジオに行きたいとは思いませんが・・・。
きっと受講生のみなさんも同じ境地にちがいありません。

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