風水学

2022年の運勢と風水対策1『検証と予測』

2022年の運勢と風水対策1『検証と予測』

立春を過ぎ、暦上は梅花瑞気に満つ初春を告げていますが、まだまだ寒気が日本上空に居座り、厳しい寒さが続いています。
例年ウメサンは立春(2/4前後)に、天海僧正こと慈眼大師が祀られている川越喜多院詣でをし、ブログにてその年の運勢と風水対策を投稿させていただいていますが、今年は諸般の事情で遅くなりました。
喜多院の本堂

川越喜多院

それでは昨年12月4日に、ウメサンが副理事長を仰せつかっている(一社)国際・風水協会主催の『強運をつかむ風水セミナー』にて使用したレジュメを転載しつつ、投稿したいと思います。
立春を過ぎ、2022年の年運にすでに入りました。
2020年1月に、国内で初めて新型のコロナウィルス感染者が出てから丸2年が経過し、3年目に入ってしまいました。
そして、

コロナ禍による変化
第八運から第九運へ

2020年12月21日に、地球から見て、木星と土星がほぼ重なりましたが、太陽または地球を支点として、惑星同士が一直線に並ぶことを『』と呼びます。
木星は地球の約11倍、土星は地球の約10倍という、太陽系の中でもひと際巨大な惑星で、約20年に一度会合しますが、巨大で質量も大きいゆえに、地球はじめ他惑星に与える影響も大きいと風水では捉えていて、これが20年周期を持つ三元九運説の根拠となります。
そして、上のレジュメのコマで分かるように、コロナ禍の始まった2020年に会合が起こり、天干の始まりである甲の年2024年(甲辰年)より新たな20年周期、九紫が司る第九運が始まります。
コロナ禍はまさに第八運から第九運への移行期にあたり、リモート(在宅ワーク)はじめITを駆使した業態への大きな変化を余儀なくさせられています。
2022年はまさにその変化の真っただ中にあるのです。
2022年はどのような年になるでしょうか?
先ずは2022年の九星年盤より、予測していきましょう!

2022年九星年盤

2022年は五黄中宮年です。
五黄の持つ象意と、直近(9年前)の五黄中宮年であった2013年の出来事を検証してみましょう。

五黄の象意と2013年の検証
2013年の検証2

上記のレジュメのコマでは記載漏れしていますが、流行語のひとつ「お・も・て・な・し」でもわかるように、2020年のオリンピックが東京開催で決定した年でした。そのほか、イチローが4,000本安打を達成したり、ほぼ20年毎に行われている伊勢神宮の式年遷宮もこの年でしたが、五黄の年は歴史的な快挙や重要行事が行われる反面、大きな天災人災も多発しています。
それでは過去に遡って、五黄中宮年の天災人災を検証してみましょう。

過去の五黄中宮年の検証

検証してわかることは、その象意通りに五黄の年には大きな天災や人災が起こっていることです。
反面、重要行事やイチロー選手や王選手の世界記録などのように、とてつもない偉大な成果の年でもあります。
過去の検証を参考として、いよいよ五黄中宮年の2022年を検証しましょう。

2022年五黄中宮年の予測1

最も心配なことは天災で、特にメガ地震です。地質学と地震工学がご専門の埼玉大学名誉教授角田史雄先生によれば、今年中にマグニチュード7以上の地震が起こる確率は80%という、驚くべき見解を発表されています。備えあれば憂いなしゆえ、起こることを前提に、しっかりと防災の準備をしておくべきでしょう。
また、二黒に歳破が付くので、コロナ禍はまだまだ収束せず、さらにはガソリンはじめ食品や電気、ガスなどの光熱費まで値上げと、家計への直撃は免れません。
しかし、悪い予測ばかりではありません。

2022年五黄中宮年の予測2

九紫が三合の中心となり、さらに天徳、月徳も付くので、上記のような九紫の吉意が具現化するでしょう。三年目に入ったコロナ禍も、相次いで治療薬が認可され、今年後半には収束し、インフルエンザのような流行性の感染症になるのではないでしょうか。
そしてコロナ禍が強力に後押ししたのがオンライン化で、両眼の視差を利用したVR技術による仮想空間ビジネスが高まる年になりそうですね。

次に年干支である壬寅の字源から考察してみましょう。

壬寅の字源

六十ある干支が毎年巡るので、60年前の1962年も壬寅年でした。まだ米ソ冷戦時代の真っただ中にありましたが、この年はソ連がキューバに核ミサイルを配備したことにより、米ソ間で核戦争が勃発するのではないかと世界を不安に陥れた「」の年でした。
カリブ海に浮かぶ島嶼国家のキューバを舞台とし、米ソが一触即発の危機でしたが、当時アメリカはケネディ大統領、ソ連はフルシチョフ第一書記が国家元首でしたが、まさに米ソ間でお互いの腹の探り合いをしつつ、最終的にはソ連が核ミサイル基地を解体し、ミサイルを撤去することで合意し、戦争を回避することができました。
キューバ危機は壬と寅の持つ意味が、米ソ冷戦下特有の世相で発現していますが、現代は米ソではなく米中の対立に変わっています。
中国は海洋強国を謳って海洋進出を図っていますが、東シナ海や南シナ海にある尖閣諸島や沖縄、台湾などの島嶼を舞台に、米中間による危機が高まらないことを祈るものです。
壬寅の字源より、本来の象意を見ると・・・

2022年壬寅年の教示

となります。
天災の不安、コロナ禍はじめ、物価の上昇など、不安材料の多い一年ですが、壬寅の持つ本来の象意を旨として、充実した一年にしましょう!!

近日、2022年の運勢と風水対策2として、具体的な風水対策を投稿させていただきます。

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