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2022年の運勢と風水対策2『2022年改運風水』

2022年の運勢と風水対策2『2022年改運風水』

今年も早いもので三月を迎え5日は啓蟄、地中に眠っていた虫たちが地上に這い出て、各々の営みを始める時節となりました。
かなり立春を過ぎてしまいましたが、2022年の改運風水対策について投稿させていただきます。
2022年の運勢と風水対策1と同じく、昨年末に催行した「2022年強運をつかむ風水」セミナーで使用したレジュメより抜粋しながら、説明させていただきます。
2022年の運勢と風水対策1で五黄中宮となる九星年盤を中心に予測しましたが、早速ロシアによるウクライナ侵攻という大変な事件が起こってしまいました。ただただ、早期和平を切に願うものです。
こうした国際的事件は、風水対策のしようがありませんが、家庭や職場、個々人の単位での『場』に対しては、大変有効です。
先ずは2022年五黄中宮の年における、お勧めの風水アイテムを2つご提案致します。

2022年強運をつかむ風水アイテム

再度、本年の九星年盤を見てみましょう!

2022年九星年盤

年五黄の化煞法としての代表は、風水風鈴こと『六柱六帝古銭風鈴』ですが、本年の年五黄は中宮に回座しています。昨年2021年は東南方位に年五黄が回座していたので、東南方位に風水風鈴を設置しましたが、このように八方位に回座した場合は、材質も数も金性で製作された『六柱六帝古銭風鈴』の奏でる金属音が五黄の気を鎮めてくれます。しかし中宮に回座した場合は、風鈴の音では化煞できません。
年五黄が中宮に回座した場合は、家宅の太極付近を徹底的に清掃し、整理整頓することが第一の化煞法です。そしてウメサンがお勧めする風水アイテムが、『十二支八卦銅牌』です。

十二支八卦銅牌

『十二支八卦銅牌』は、今から900年近く前の中国南宋時代には『十二生肖八卦鏡』と呼ばれ、水銀法※により盤の表面に鍍金して磨き上げた鏡の裏側に刻された文様で、太極を中心にして後天八卦、十二支(動物の姿で描かれている)が記されています。実に歴史のある風水アイテムなのです!
銅製で太極を中心として八卦と十二支が描かれており、五黄の強い土気を鎮めてくれる最適な風水アイテムです。
上記のように、家宅の中央付近に設置するか、家庭なら家長、会社なら社長の部屋に設置すると良いでしょう。下画像は、ウメサンちの一階太極部となる棚上に設置した『十二支八卦銅牌』で、銅牌上に聚寶盆、盆内に水晶玉を載せていますが、このように銅牌上に水晶玉や豼貅などを載せてもかまいませんし、皿立てで飾ってもかまいません。

拙宅1階太極に設置した「十二支八卦銅牌と聚寶盆と水晶玉」

もうひとつのイチオシ風水アイテムは、アメジストドームです。アメジストドームと言えば、昨年人気俳優の木村拓哉さんのご自宅に、ツインにして設置していることがテレビで紹介され、人気運や財運を高めるパワーがあるんだと知った方も多かったのではないでしょうか。

アメジストドーム

アメジストドームには、
・貴人を呼び込み、財運を高める
・氣の山を築き、宅氣(屋内の氣)を安定させる
効果があるとされます。
上述した本年の九星年盤を再度確認しましょう。
南方位に三合の中心があり、天徳と月徳が付き、九紫が回座しています。九紫の象意に吉運があることは、前回の記事で述べましたが、紫水晶洞の異名を持つアメジストドームは、まさに吉運を呼び込むアイテムなのです。屋内の南方位に設置すると効果絶大でしょう。
また、今年は壬寅年ですが、

壬寅の字源
2022年壬寅年の教示

となります。2022年の精神的指針としていただければ幸甚です。
壬には孕むという意味があるので、上のアメジストドーム画像のように、ドーム内に金針ルチルなどのパワーストーンを孕んでもらうと、財氣を益々高めてくれるでしょう。

財運を高めるための風水対策としては、水槽や噴水インテリアなどの『動水』を財方に設置すると良いでしょう。

2022年財運アップ

財方は上記のように玄関向きにより、八方位で定められていますが、もし八方位をさらに三分割した二十四方位で調べることができるなら、中国風水における流派のうち、最も歴史のある流派「三合派」の水法のひとつ、『五鬼運財水法』を利用することがきます。

五鬼運財水法表と実例

特に赤字や緑字にした方位は財方とも重なるので、効果絶大でしょう。

コロナ禍もついに3年目に突入してしまいましたが、予防効果を高めるためにも、健康を保持するためにも、病符殺の異名を持つ二黒が、今年回座する西南方位には、ぜひ風水風鈴を設置することをお勧めします。

拙宅西南方位に設置した風水風鈴

二黒も強い土氣を持ち、金性の音色を奏でる風水風鈴により、鎮めることができるのです。

3月は引っ越しの多い月ですが、移転や開所、開店、結婚式などの重要行事は、天戦地冲となる年月日を避けることをお勧めします。

2022年天戦地冲日

できれば、吉日時を利用することが最善ですが、ウメサンは玄空大卦擇日法と天元烏兎擇日法を合わせて擇日しており、関心ある方は当方へお問い合わせください。

最後に、中国の故事より、四文字熟語を2つご紹介します。

2022年四文字熟語

高山流水は、列子に見ることができる故事で、昔中国の琴の名手伯牙が、高山を思って琴を弾くと、鍾子期が泰山の如しと評し、流水を思って弾くと江河の如しと評しました。妙なる音楽を表しますが、伯牙と鍾子期のように、阿吽の呼吸を持つ真の友をも表します。
浩然之気は、人間内部から沸き起こる道徳的なエネルギーで、自然に発生し、無理に助長させず正しくはぐくみ拡大していけば、天地に充満するほどの力をもつとされます。 中国、戦国時代の儒者である孟子が説いたもので、『孟子』の公孫丑(こうそんちゅう)上篇に見ることができます。
中国哲学的意味はさておき、二年以上もコロナ禍で巣ごもりを強いられてきましたが、GoToトラベルが再開したら、ぜひ山川草木に触れ、大自然より生氣をいただいて、リフレッシュしたいものですね!

※水銀法;水銀は昔、長寿の薬として常用されていたことを知っている人も少なくないだろう。水銀は、他の金属と良く混合して合金を作ることができるので、様々な造形物に使用されてきた。水銀法は錬金術のひとつで、水銀に金を混ぜて表面に塗り付け、火で熱して水銀だけを蒸発させ、金を造形物に定着させる技術のことである。

追伸
第16期立命塾実践的風水学講座が、4月23日より開講致します。
関心ある方は、第16期立命塾実践的風水学講座
よりアクセスし、ご照覧ください。入塾を心からお待ちしております。

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