風水学 風水鑑定 擇日 開運法

2022.3.1巳刻(烏兎吉日時)祝!Mクリニック開院!!

2022.3.1巳刻(烏兎吉日時)祝!Mクリニック開院!!

 二十四節気の啓蟄を過ぎ、地中に眠っていた虫たちが目覚め地上に這い出てきて、各々の営みを始める時節となりましたね。
拙宅の庭では、まだ蝶などの虫たちを見ることはありませんが、昨日まで目につかなかった草花たちが、一夜にして芽を伸ばし開花し、ブルーベリーも芽吹いてきました。

拙宅の草花
芽吹いてきたブルーベリー

近所の梅は今まさに満開、桜の蕾も膨らんできて、あと二週間もすると桜も開花、春の訪れを感じますね。穏やかな陽春の日差しを浴びながらも、ウクライナではロシアの侵攻で戦場と化していることを思うと、日本はアメリカの核の傘に守られた、仮初(かりそめ)の平和であることを強く感じるこの頃です。
さて、昨年の6月にご依頼をいただき、風水を駆使した基本設計のアドバイスをさせていただいたMクリニックが仙台市内にて、3月1日巳刻にオープンしましたので、ご報告させていただきます。
この日時は、天元烏兎擇日法※1における烏兎吉日の太陽日で、この日の巳刻(明石標準時の9時~11時 仙台市真太陽時※2では8:51~10:50が巳刻)は、この立夏前は吉時である水星時でした。
玄空大卦擇日法では大吉課式ではありませんが、卦運が合十五(年月日時が七運と八運だけ)となる小吉課式です。

2022.3.1巳刻 Mクリニック開院擇日課式

因みに大安でもありましたが、中国伝統の風水では六曜は用いません。しかし日本においては、六曜を気にされる方も多く、依頼者が気にされなくても、周りの親族や知人、患者さん等から、仏滅に開院されたんですか!とか言われたり、口に出さなくても良く思っていなかったりされると、せっかくの好運も足を引っ張られかねないため、ウメサンは少なくとも仏滅は避けるようにしております。

Mクリニックは、既存建物を解体して更地にし、建物太極部に大量(800リットル)の磁場改善用の炭を埋設しました。磁場改善用の炭は高温で焼かれた半導体で、これを大量に埋設することにより、地中に流れている地電流より集電し蓄電することができ、磁場を高め、天地の生氣を招き、居住者の健康運、ビジネス運を高める効果があります。
敷地の北側に主要道路が走っているため、北向きの建物となります。しかし前の既存建物は、八方位で北と北東の境界線にかなり近い「陰陽差錯」であったため、設計段階で建物を5度ほど東側に振り、はっきりと北向き、二十四山方位では癸向となるようにしました。

宅運盤(第8運丁山癸向)

上図は「第八運(2004年~2023年)丁山癸向」の玄空宅運盤です。
グリッドで分割された9つは、中央と八方位を表し、
上段;2022年の九星年盤
中段;左=坐星(健康運、和合運に関わる) 右=向星(財運に関わる)
下段;運星(第8運における九星盤)
下画像はMクリニックの正面を撮影した画像ですが、医院や店舗、会社は向星が重要で、特に玄関に旺盛な氣(九星)※3が入ることを最も大事とします。玄関を正面の中央に設けることにより、向星の9(、宅運盤の赤丸数字)が院内に進入することになります。

Mクリニック正面玄関
Mクリニック待合エリア

上画像は玄関入ってすぐの待合エリアです。大凶の組み合わせである25はトイレに閉じ込め、診察室は88、スタッフ室は61と吉の組み合わせとしました。
事務長より、初日から多くの来院者があり、開院後順調だという、風水師冥利に尽きる嬉しいメールをいただきました。
Mクリニックの益々の発展繁栄を祈願申し上げます。

註)
※1天元烏兎擇日法
天元烏兎擇日法は三元派の擇日法で、中国の明代末期から清代初期に活躍した大風水師の蔣大鴻(しょうたいこう)の所伝とされる古典書「天元烏兎經」を根拠としていますが、唐代における大風水師であった楊筠松の口訣である都天寶照経、玉函經などをベースとして理論化されていることが伺えます。
天元烏兎擇日法は、天元九星擇日法とも称されることからわかるように、「日、月、金、木、水、火、土」の七つの実在する星と、「羅睺(らごう)、計都」の二つの虚星を合わせた九星を使用しますが、一日はこの九つの星のいずれかの影響を受けており、太陽(烏)と月(兎)が巡る日を吉日とし、時刻も太陽日なら太陽時、太陰日なら太陰時が大吉とされます。羅睺・計都・火星・土星は避けるべき凶星であり、金星・木星・水星は吉星ですが、季節によって扱いが変化します。
※2真太陽時
どの国も、ある地点における標準時を基準として時刻を定めていますが、真太陽時は、その地点において太陽が南中する時刻を12時とした時刻で、標準時の地点から経度による補正と均時差補正を要します。
※3旺盛な氣(九星)
玄空派においては60年毎の三元(上中下)と、それをさらに20年毎にした九運(合わせて三元九運)を用いますが、現在は下元の第8運(2004年~2023年)にまだあり、八白が最も旺盛なる氣です。しかし再来年からは第9運(2024年~2043年)に入り、九紫が最も旺盛なる氣となります。
よって、2023年までに新築または移転する場合、第9運の期間を踏まえて、いかに九紫、そして次に巡る第1運の最旺の氣である一白を有効活用できる間取りにするかが大事で、風水師の腕の見せ所です。

追伸
第16期立命塾実践的風水学講座が、4月23日より開講致します。
関心ある方は、第16期立命塾実践的風水学講座
よりアクセスし、ご照覧ください。入塾を心からお待ちしております。

この記事はお役に立ちましたか?

★をクリックしてください。

平均評価 / 5. 投票数