風水学 風水探偵 易占

~押尾学、のりピーの事件を三合派の砂法の観点から風水学的に考察~

押尾学、酒井法子と、ビッグスターの逮捕が相次ぎましたが、どちらも東京都港区が事件の現場となっています。
押尾学は六本木ヒルズのレジデンス一室が事件現場、酒井法子は自宅が港区南青山の高層の“億ション”でした。
どちらも高層ビル内です。東京都内、特に最近は、港区、品川区と言った東京湾に近いエリアの高層ビル開発が進んでいます。
そこで今回は、乱立する高層ビルの影響を、六本木ヒルズを中心として港区内を風水学的に考察してみました。
ウメサンの陽宅風水鑑定は、巒頭風水から派生した形煞の他、屋内に関しては三元玄空地理の三元九星法により理氣を判断しますが、屋外に関しては、三元九星法はもちろん、三合派における水法と砂法も取り入れています。
取り分け東京のような高層ビルが乱立する都会における、眺望の良いビルの高層階に居住する場合、砂法の吉凶判断はかかせないと実感しています。
六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、のりピーマンションMAP
三合派羅盤の特徴は、天盤、人盤、地盤という3つの二十四方位層を持つことで、天盤は水法、地盤は坐向測定と龍法、人盤は砂法を看る場合と使い分けされています。
砂法の砂は、周りにある山や大木などの自然物の他、高層ビルや鉄塔、電信柱などの人工物を指し、これらの影響を、居住する建物の坐と砂のある方位の五行関係から吉凶判断をします。なお砂法で使う五行は、二十八宿を基準としているため、四柱推命等で使用する十干十二支の五行とは異なるので、注意しなくてはいけません。
六本木ヒルズを中心とした場合、1km未満の距離内に、東京ミッドタウンタワーが人盤の丑方位にあります。
東京ミッドタウンは2007年に竣工OPENしましたが、2003年にOPENした六本木ヒルズに対抗して造られただけのことはあり、タワーは六本木ヒルズより5m高くなっていますが、実は砂法の観点で看ても、六本木ヒルズに勝る氣を発していると言えます。
六本木ヒルズから見て、人盤の丑方位に東京ミッドタウンタワーがあります。
六本木ヒルズの坐は人盤ですと乾ですが、人盤における五行では、丑は金、乾は木と
なり、金剋木の相剋関係で、ヒルズにとって東京ミッドタウンタワーは煞砂となり、東京ミッドタウンタワーが勝ります。
逆に東京ミッドタウンタワーから見ると六本木ヒルズは未方位です。
東京ミッドタウンタワーの坐は人盤では申ですが、人盤における五行は、未は金、申は水で、金生水の相生関係となり、これまた東京ミッドタウンタワーにとって、六本木ヒルズは生砂となり、生氣をもたらす砂と言えます。
東京ミッドタウンは2004年着工ですが、2003年OPEN時に賑わいを見せた六本木ヒルズにとって、商業的にも風水的にも、客足と運氣を持って行かれてしまったのだと言えるでしょう。
もちろん砂法の観点における風水的影響が全てではありませんが、今回の押尾学事件をはじめとして、“六本木ヒルズの呪い”とまで都市伝説化されるのには、やはり遠因としての風水的影響は否めないと思います。
さて、のりピーのほうに視点を移しましょう。
のりピーの自宅は、南青山二丁目にある高層億ションですが、青山霊園はじめ墓地に挟まれるように隣接しています。
これだけでも陰の気の影響は大きいと言えます。霊園に隣接しているから必ずしも凶とは限りませんが、多大なる陰の気が存しているのは間違いなく、また霊園に隣接して高層ビルを建設するのは、風水学的にはいかがなものかと思っています。
それは陰宅上、高層ビルがどの方位にあるかで、大きな凶作用をもたらすからです。
ビルの坐向は艮山坤向で第8運完成のビルゆえ、玄空派で言うところの『上山下水』という凶格です。
風水学においては、日本家相学のように鬼門をむやみやたらに毛嫌いしませんが、しかし鬼門は先天八卦において陰陽を分かつ線上であり、三煞の凶作用を受ける年が東西南北の坐向建物の2倍になる可能性があるため、『旺山旺向』かつ巒頭上も吉と言えなければ、鬼門方位の坐向は避けるべきとされます。
上山下水だとしても、巒頭上向に山(大きな建物でもよい)があり、坐に水(河川等)があれば凶作用を免れるとされますが、残念ながら巒頭上の条件は満たされていないようです。
このマンションから見て、1km未満の距離内、人盤で辰方位に東京ミッドタウンタワーがあります。
このマンションの坐は人盤で艮、人盤の五行では木、辰は金で、金剋木の相剋関係を築き、このマンションにとっては東京ミッドタウンタワーは煞砂となり、煞氣を受けます。
もちろんこの煞砂の凶作用だけが全てではなく、居住ユニットのバルコニー向きによる玄空宅運、のりピー自身の運勢(今年から日支と大運支が刑、今年は日支と害の年等)、そして今まで徳を積んだか不徳(覚醒剤をしていた自体はまさに不徳)を積んだか等、いろいろな条件が積み重なっての今回の事件だと思います。
生まれ変わりがあったとしても、この肉体を持っての人生は一度きり、その人生をいかに充実せしめるか、その一助として、環境的なバックアップを風水は担えるのではないかと思っています。
今後も日々研究、日々精進したいと思っているウメサンです。
最後に、押尾学、のりピー夫妻の今後の道はかなり険しいですが、罪を償い、再起することを心から祈願します。
『試練を甘受した後に恵みあり!!』

(敬称は略しました。)

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