陰宅風水 風水アイテム 擇日

2011年4月3日10時~11時(玄空大卦擇日の生成課式)に、母の納骨式を行いました

本来は、前回に引き続いての、”ウメサンの左眼手術入院日記2”の予定でしたが、昨年末に逝去したウメサンの実母の納骨式を昨日行わせていただきましたので、そのご報告をさせていただきます。
私事ではありますが、風水師は、天地の氣を見究め、人の氣と合わせて、天地人三才の氣をそろえることが生業ゆえ、ある意味摩訶不思議な天地大自然がもたらしてくれるパワーというものを、少しでもご紹介することが使命であり、また、天地大自然と調和することの大切さを世に伝えていく使命があると思い、敢えて大震災の直後ではありますが、投稿させていただきます。

母が逝去したのは昨年12/9早朝でしたので、すでに百日以上が経過してしまっていました。
納骨は、一般的には49日法要に続いてその日に行うことが多いようですが、49日法要を行った日以後はしばらく、玄空大卦擇日による吉日時がありませんでした。年月日時だけなら合十課式等、吉課式となる日時はあったのですが、陰宅ともなりますと、三方口訣を満たさなければならず、父や妹や、住職、石材店にご理解いただき、そして母にもそのことをよくよく祈り、吉日時を待って納骨することとしました。

納骨式の日時;2011年4月3日10:00~11:00(吉時間帯は9:19~11:18)
場所;横浜日野公園墓地にある梅山家墓前
祈祷者;寶隆院石井隆元住職
施主;ウメサンの父
参加者;父、ウメサン家族一同、妹家族一同

この年月日時は、玄空数が生成数関係となる生成吉課式で、仙命、墓坐との三方口訣を満たしていました。
ウメサンの自宅のある桶川から墓地までは、80km近くありますが、家族4人車で、6:30頃出発しました。左眼の手術後、久しぶりの運転で不安もありましたが、亡き母の守護もあり、実家で父を乗せてから、予定通り9:30前に墓地に到着しました。
当日はあいにく曇天で、気温も低く、桜の時期としてはまさに花冷えのする寒い日でした。
式は、石材屋さんにカロートの蓋板を開けていただき、花台にお花、供物を供え、卒塔婆十数本を墓石裏へ設置してから、住職の挨拶で開始となりました。
30分近くの住職によるお経があり、お経を一度中断したときに、骨壷をカロートに納め、蓋石で塞ぎました。
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その後、誦経が再開され、お経が唱えられている間に、父をはじめ親族がお線香を差し上げて祈祷しました。
住職によるお経のあと、住職より法話をいただきました。法話は10分ほどでしたが、法話中、ずっと鶯(うぐいす)が「ホーホケキョ、ホーホケキョ」と心地よく鳴いてくれていました。
法話後、住職へお礼をして、納骨式は無事終了しました。
卒塔婆と墓石にお水をかけてさし上げ、お墓を後にしました。(画像は父が卒塔婆に水をさし上げているところ)
住職は、次の法要があるということで、墓地駐車場でお別れし、家族は実家近くの和風レストランに移動して会食をし、一度実家に戻って解散致しました。

玄空大卦擇日により行事を行うと、よく摩訶不思議な天象があるのですが、直後の私の心中は、「曇天ではあったが、雨が降らずよかったことと、4月初めの割にはかなり寒く、寒風を受けながら母の長年のリューマチとの闘病生活を偲べたことと、実は3日前からぎっくり腰を患い、昨日朝はトイレに行くのも大変だったのに、今日は痛みも和らぎ、こうして無事に納骨式を催行できたことが天象かな?」という、吉課式としては物足りなかったというのが正直な感想でした。
実はすでに天象があったのですが、納骨式が終わってしばらくはその天象に気付きませんでした。

帰宅したのは18時頃でしたが、やはり退院後まだ3週間での久しぶりの長距離運転と、ぎっくり腰を患っていたこともあり、すぐにソファーに横になり、3時間ほどぐっすりと寝てしまいました。
目が覚めてから、ふと思い出した諺がありました。
それは『梅に鶯』(※1)です。ウメサンんちは梅山姓なのですが、そう言えば、住職の法話中、ずっと鶯が「ホーホケキョ、ホーホケキョ」と鳴いていたなあ、きっと鶯を通じて、母が喜んでくれていたに違いない!と感じ、思わず涙が出てきました。
もうひとつ感じたことは、ウメサンんちは日蓮宗なのですが、『法華経(ほけきょう)』を帰依(きえ)の対象にするのが日蓮宗(※2)で「南無妙法蓮華経」という題目を唱えます。
鶯の「ホーホケキョ、ホーホケキョ」の鳴き声が法話中聞こえたのは、まさに天が鶯を通じて祝福してくれたんだ!と感じ、これまた涙が流れました。

まさに天の時を得ていたんだと、再確認させていただきました。

夜になってネット接続してみると、
ブログの訪問者数とPV数が通常の3倍以上ありました。3/29以降しばらく投稿していなかったにも関わらず・・・。
また着信メールには、今回の左眼手術の回復具合次第で、開講が危ぶまれていたため、しばらく募集を中断していた第5期立命塾実践的風水学講座への参加のお申し込みを2件ちょうだいしました。

これも天地人三才の氣が通じての納骨式による天よりの恩恵ならびに母の守護によるものと、心より感謝する次第です。

陰宅風水においてウメサンは、玄空大卦の理論を使用していますが、大卦とは大成卦(※3)の略で、実践すればするほど、羅盤に記された六十四卦384爻は、まさに宇宙森羅万象を抽象化していることを感じてなりません。

この記事の最後に、この深遠なる理論を教授下さった劉育才老師と小川裕才先生に感謝し、そして大震災により亡くなった方のご冥福、被災地の早期復興を祈願し、合わせて母の冥福を祈らせていただきます。

※1「梅に鶯」
取り合わせのよい物、調和して絵になるもの。仲のよい間柄のたとえ。「梅に鶯」のあとに「柳に燕」「牡丹に唐獅子」「竹に虎」などを続けていう事もある。(ことわざ辞典 http://www.proverb.jp/ より)

※2日蓮宗
鎌倉中期に日蓮によって開かれた宗教。もっぱら『法華経(ほけきょう)』を帰依(きえ)の対象にするので法華宗(ほっけしゅう)と称していたが、安土桃山(あづちももやま)時代の末期には天台法華宗(天台宗)と区別するため、日蓮法華宗、日蓮宗といわれるようになった。(yahoo!百科事典 http://100.yahoo.co.jp/ より)
(以下は筆者注釈)なお言うまでもないが、日蓮宗と創価学会とは、異なる宗派である。

※3大成卦
陰爻または陽爻を3つ重ねたのは小成卦で、いわゆる八卦である。
この小成卦をさらに上下に重ね、6つの爻により構成されたのが大成卦で、いわゆる六十四卦である。

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