干支の活学 風水学セミナー 風水アイテム

~2012年強運をつかむ風水セミナーレポート(後編)~

2012年12/18(日)に催行しました、強運をつかむ風水セミナーレポートの後編です。(前編は2011年12/21の記事を参照ください。)

後編では、2012年強運をつかむ化煞風水術について、記載したいと思います。

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それではいよいよ、心身と屋内を龍氣で満たし、六白+壬辰の龍運に乗って、強運をつかむための三種の神器ならぬ三種の風水アイテムをご紹介しよう!
2012年強運をつかむ三種の風水アイテムは、『水晶を抱いた五本指の龍』『飛龍水晶六角柱』『強運をつかみとる五本指の銀龍』である。
共通点は、全て龍アイテム、それも五本指の皇帝龍である。そして全て、水晶が絡んでいる。キーワードは2012年の干〝壬〟にある。水晶は文字通り「水の氣(エネルギー)」を持った結晶で、水の兄(みずのえ)と読む「壬」の年にふさわしいラッキーアイテムなのである。龍は水を得ることにより、生き生きとして活躍できるのはご存知かと思うが、水晶と組み合わせることにより、数百年、数千年、数万年かけて生成された水晶の凝縮された水の氣を得ることにより、五本指の龍はますますパワーアップされるのである。

先ずは『水晶を抱いた五本指の龍』について説明しよう。
龍には、指数が3本、4本、5本のものがあるが、指数の多いものほど位が高く、清朝時代までは、庶民は3本指の龍しか扱うことができず、寺院仏閣や廟にいたってようやく4本指の龍 を扱うことができた。そして5本指の龍は、皇帝のみ使用できた最高位の龍なのである。よって5本指の龍は〝皇帝龍〟とも称されている。
皇帝のみ使用が許された「5本指の龍」は、4本指の龍、3本指の龍よりも支配能力が高く、ぜひ一家(一社、一店舗)に一頭はほしい龍アイテムである。
水晶を抱いた五本指の龍水晶を抱いた五本指の龍(胎内の水晶玉)

さて、5本指の龍のアイテムもいくつかあるのだが、2012年壬辰年こそお勧めしたいのが、『水晶を抱いた五本指の龍』(上画像参照)なのである。壬には「はらむ」という意があることは前述したが、天然透明水晶玉を体内に孕んだ(内蔵した)龍こそ、壬辰年にふさわしい形態の龍なのである。また、辰は五行で『土』、土は中央を表し、中央に相当する河図数は5と10なのである。
よって『水晶を抱いた五本指の龍』は、60年に一度しか来ない壬辰年に大変ふさわしい龍アイテムなのである。内蔵している水晶玉を、定期的にしっかりと浄化、啓動、注念して体内に設置し、玄関入って右側か、屋内や室内の東もしくは北に置くことにより、強運の氣に満たされ、あなたの願望はきっと叶うはずである。

天龍彫水晶六角柱次に『天龍水晶六角柱』(左画像)について説明しよう。
2012年は九星で『六白』の年であるが、『六白』は易卦「乾」にあたる。「乾」は自然にあてはめると『天』である。そして前述したように陰陽6爻による生成される64卦の「乾(乾為天)」に対する易経の説明は、6爻すべて龍にたとえられており、取り分け皇帝をはじめ最高位の地位にある者に対する教示を示す第5爻の説明(爻辞)には、「飛龍在天。利見大人。」(飛龍天にあり。大人を見るによろし。)とあり、大人(貴人)に会うことを暗示している。
まさに「乾」の暗示を具現化した風水アイテムこそ、『天龍(飛龍)水晶六角柱』なのである。
水晶六角柱は、好運の気をぐっと集め、先端から良い気を屋内に放出してくれる水晶アイテムだが、この中に「飛龍」が手彫りで、しかも生き生きと彫刻されている。天然水晶六角柱の中に彫られた飛龍は、まさに壬辰(龍をはらむ)にもふさわしい風水アイテムと言えよう。
よく見ると、この天龍は龍の中でも最高位の五本指である!そしてその五本指で玉を掴もうとしているではないか!そう、この玉こそドラゴンボールに他ならず、龍の魂であり、幸運の象徴なのだ。
この「飛龍水晶六角柱」を、玄関入って右側か、屋内や室内の東もしくは北に置くことにより、強運の氣に満たされ、貴人との出会いをきっかけとして、あなたの願望はきっと叶うはずである。

強運をつかみとる五本指の銀龍最後に、身に付ける風水アイテムとして『強運をつかみとる五本指の銀龍』(右画像)をご紹介しよう。『強運をつかみとる五本指の銀龍』は、天然水晶玉に抱きついて、どんなことがあっても絶対に放さないぞ!とがんばっている、なんとも微笑ましい銀龍なのだが、よくよく見てほしい。先ず手を見ると、龍の中でも最高位である五本指の皇帝龍なのである。そして五本指の両手でしっかりと水晶玉に抱きついているのだが、この水晶玉、実はただの水晶玉ではない。なんと水晶玉の中央が上下に貫通しているではないか!これは『路路通』と呼ばれ、これにより水晶玉の持つエネルギーが龍の体全体によく行き渡って  銀龍はますますパワーアップされるのだ。この銀龍を身につけたあなたの心身は龍氣で満ち、貴人との出会いをきっかけとして、あなたの願望はきっと叶うはずである。

また、災厄をもたらす五黄や二黒の土氣、、三煞は化煞しなければならない。
2012年、五黄の土氣は東南方位から屋内に侵入する。東南方位に玄関、裏口、勝手口、従業員通用口、窓があるなら、出入り口なら戸のドア鈴として『風水銅鈴』、窓なら『風水風鈴』を吊るして、化煞すべきである。
2012年、二黒の土氣は北方位から屋内に侵入する。北方位に玄関、裏口、勝手口、従業員通用口、窓があるなら、出入り口なら戸のドア鈴として『風水銅鈴』、窓なら『風水風鈴』を吊るして、化煞すべきである。

また2012年辰年の歳破は、辰と冲(ちゅう、反対方位のこと)となる戌方位(北北西方位)で、太極(家屋の中心)から見て西北方位の北寄りに、ぜひ『化煞好転八卦九銭』を飾ってほしい。

そして2012年の三煞は、南方位である。太極から見て南方位には、平和の瑞獣である『麒麟3体』を並べて飾ってほしい。

くどいようだが六白と壬辰年が重なる2012年は、180年に一度しかなく、ご紹介した強運をつかむ三種の龍アイテムが最も活躍できる年である。

マヤ暦は2012年12月22日冬至前後で終わっているため、人類が滅亡するという恐ろしい予言もあるが、決して人類が滅亡することはないと断言する。むしろ人類が精神面で新たな次元に入り、新たなスタートをする年であると言えよう。だからむしろ心配するどころか、人類の大きな転換期に遭遇できることに感動すら覚えるものだ。
その具体的現象の代表として、米ソ冷戦時代の最後の負の遺産である「同一民族が2つに裂かれ朝鮮半島」の統一がいよいよ具体化し、東アジアを中心とした新たな人類歴史の幕開けの胎動の年となるのではないだろうか。

中国では、龍から全ての生き物が誕生したと言い伝えられているが、そんな新たな出発のできる年だからこそ、龍と共に新たな人生を出発しようではありませんか!

                         平成二十三年十二月吉日        立命塾 塾頭 楳山天心

※註
中国風水学においても九星を使用するが、日本における九星気学とは吉凶判断等の解釈が異なります。
たとえば呼称も異なり、2012年は、九星気学では六白金星の年と呼びますが、中国風水学では六白金星とは言わず、〝六白〟となります。
 そして吉凶判断も異なります。中国風水学では三元九運という20年周期を重視し、現在は第8運期(2004年~2023年)で、八白が司る期間にあり、七赤はその前の第7運期を司った星で、現在は衰気となっており、七赤の別名である『破軍星』の名称そのものの凶象意が顕れやすいのです。この三元九運を配慮するか否かが、中国風水学と日本における九星気学との大きな違いで、当然吉凶判断も異なり、化煞アイテムも異なってくるのです。
 なお本年を司る六白は、三元九運における第7運期以外は吉星とされ、地位名誉を得る、支援を受ける、上司の引き立てなどの吉象意が出やすくなります。
 ここではもちろん、三元九運を配慮した九星判断にて予測、そしてラッキーアイテム等をご紹介しております。

追伸)
ご紹介した龍アイテムをはじめとした化煞アイテム設置にご関心を持たれた方は、
「2012年強運をつかむ」(in中國屋HP)をご覧いただけますと幸甚です。

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