風水学 風水鑑定 擇日

~桜花爛漫、新たなる出発、希望満開の時節、されど三煞は要注意!!~

三月下旬を迎えましたが、ここ桶川も桜が満開となりました。
今年は日本全国、例年より10日ほど早く開花しているようですが、今日はまさに花冷え、寒の戻りですね。
本日は公立の小中学校も終業式が行われ、少年少女たちは成績表を手に、一喜一憂したことでしょうね。
来週は早四月、新学期、新入学、新入社、転属、転勤という、新たな出発、希望あふれる時節となりますね。
ウメサンのもとへも、
「子供が進学校に晴れて合格し、一家で移転することになったので、どの家宅が良いか鑑定してほしい。」
「夫の転勤に伴い、一家で移転することになったので、新居を鑑定してほしい。」
「転勤にあたり、転勤先へいつ最初の挨拶をしたらよいでしょうか。」
「新入社員との相性を見てほしい。」
など、三月四月特有のご依頼も多数いただいております。
そうした中で、ウメサンが風水師として、大変危惧していることがあります。
なにをかと言いますと、「年三煞」です。
三煞は年毎に変わりますが、今年は東方位です。
三煞は、三合局がベースで、
申子辰年⇒南
亥卯未年⇒西
寅午戌年⇒北
巳酉丑年⇒東
が各三煞となります。
各三合局の四正の対冲となる方位であることがわかります。
この三煞が家宅の坐に回座する年は、一切の修造改築、入居、開所等はタブーとされ、犯すと災厄がふりかかるとされています。
三煞のほか、煞、歳破が坐に回座する年も上記と同じくタブーとなるのですが、三煞のやっかいなところは、その凶作用が迅速であることと、90度角という広い範囲であることです。
下図は、東三煞を表した24山方位図ですが、東45度だけではなく、東北の艮から東南の巽にまで及ぶのです。

三煞図(東三煞)

この範囲内、すなわち24山方位で言えば、艮坐、寅坐、甲坐、卯坐、乙坐、辰坐、巽坐となる家宅は、本年は一切の修造改築ならびに入居、開所はタブー(※)なのです。
90度角というと1/4の家宅は相当することとなりますので、かなりの確率です。
特に春(2月寅月、3月卯月、4月辰月)は、最も東三煞の強い季節ですが、移転や開所の多い季節ゆえ、大変危惧しているのです。
ウメサンの今までの経験からも、三煞を犯した場合は、どんなに風水環境を整えていたとしても、凶害が及んでいる例が大変顕著ゆえ、ぜひ気を付けていただきたいと思います。
ご心配な場合は、ぜひご相談ください。

註)
※ 年三煞の例外期間…吉三煞となる月間で、かつ玄空大卦擇日による吉日時を利用すれば、毒を有用なる毒とすることも可能です。

お知らせ) 4/27(土)より浅草にて、第7期立命塾開講
       4月~8月の五か月間は、実践的風水学講座 です。

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