風水学 風水鑑定

~爆弾低気圧通過を通して感じたこと~

今年は例年よりかなり早く桜が開花し、春分過ぎには関東ではほぼ満開を迎えましたが、昨夜からの双子の爆弾低気圧通過による強風で、ここ桶川にある拙宅の回りの桜も、すっかりと葉桜になってしまいました。
爆弾低気圧という用語がメディアに登場したのはここ数年のことと思いますが、これも地球温暖化による異常気象のひとつなのでしょう。
爆弾低気圧台風による強風と豪雨は、夏から秋に限ってのものだったのに、今後は春も、台風並みの爆弾低気圧による強風と豪雨に注意をする必要がありそうです。
台風にしろ爆弾低気圧にしろ、どちらも自然現象であり、人類にとっては天災として“恐れ”の対象となっていますが、以前にもブログで論じたように、風水学的に言えば『起龍』と称され、鬱積した邪気を吹き飛ばす役割があると言えましょう。
春の嵐という形容を超える爆弾低気圧の発生は、夏から秋にかけての台風だけでは足りないくらい、日本列島には邪気が鬱積しており、それを吹き飛ばさんがための『起龍』だと言えないでしょうか?
ですから“恐れ”の対象ではなく、“畏れ”の対象なのです。
人生にも山あり谷あり、試練もあれば恵みもある…、人生ずっと右肩上がりなんていうことは絶対ありませんが、自然現象も快晴もあれば冷雨や豪雨もあり、時に台風や地震もあり、甚大な被害も出ざるを得ません。
こうした自然現象を人的にコントロールするのではなく、やみくもに“恐れ”るのでもなく、“畏れ”を持ち、備えあれば憂いなし!で事前準備をしっかりなし、自然との調和を図ることが大事なんだなと、つくづく感じます。
東日本大震災以前の拙者は、原発推進賛成派でしたが、福島の原発事故を通じ、考えさせられました。
周知のように大自然には、浄化作用とリサイクル作用があります。
科学の発展の象徴でもある原子力発電ではありますが、使用済み核燃料に含まれる大量の放射性物質を安全に処理して廃棄できない現状は、リサイクルシステムのある大自然との調和を大きく損なってしまうわけで、短期間に安全に処理できる技術ができるまでは、その発電力に頼るべきではないというのが、ウメサンの結論です。
言うまでもないことですが、今後は、太陽光や風力や水力、波力などの自然の持つエネルギーを有効活用することに力を注ぐべきでしょう。
そして、自然との調和のため、『氣』を扱う風水学も、その一助を担える、いや担っていかねばならないと痛感するウメサンです。
老子の謂う

『無為自然』

の本当の意味を、少しずつ実感させていただいているウメサンです。

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