四柱推命学・算命学 風水学

コロナ対策で、やることなすことがことごとく裏目に出る安倍首相を命理学と風水学にて考察

コロナ対策で、やることなすこと裏目に出る安倍首相を命理学と風水学にて考察

 第二次安倍政権は2012年12月26日に発足し、その後九度の組閣を経ながらも、今年の8月24日で2799日となり、佐藤栄作政権を超えて、憲政史上最長の政権となります。第一次安倍政権(2006年9月26日~2007年9月26日)と合わせるとすでに3000日を超え、二位の桂太郎氏(1848年生~1913年没)の2798日を抜いて在職日数でもダントツとなりました。
しかし8年にも及ぶ、安倍一強と称された長期政権も、想定外に世界的大流行となってしまった新型コロナウィルスの感染予防対策初動遅れに始まり、減収世帯対象の30万円給付から一律国民一人当たり10万円給付への転換、増えないPCR検査数、不評のアベノマスク、プロンプターの原稿棒読みで心情が伝わらない首相会見、昭恵夫人の軽率な宇佐神社参拝、顰蹙(ひんしゅく)を買った星野源さんとのコラボ動画などなど、やることなすことがことごとくうまくいかず、その屋台骨が大きく揺らされ、支持率はかなり減少傾向にあります。
その原因は何なのか、命理学と風水学の視点から考察してみました。
先ずは命理学から見てみましょう。

阿倍晋三首相の命式原局

格 時上一位正官貴格
財官印が揃う三寶の命
守護神  丁丙
調候用神 水
空亡() 申酉 生月天中殺

解説
時上一位正官貴格で、56歳過ぎてから地位名誉を得る貴格です。実際、58歳のときに再び内閣総理大臣に指名され、第二次安倍政権が発足し、今日に至っています。
もともと財官印が揃う三寶の命で、名家の出で財も地位名誉も付く命式です。
蛇足ですが生日干支は庚辰の魁罡(かいごう)で、生支の辰から偏印が通変しており、個性の強い配偶者を得る暗示があります。

下記は大運(十年運)表です。

阿倍首相の大運表

現在は赤く四角で囲った十年運にあります。2012年の58歳のときに内閣総理大臣に再び指名され、8年目を迎えていますが、この十年運も余すところ4か月で、2020年すなわち本年の9月誕生日からは次の新たな十年運に切り替わります。
次の十年運は、赤く楕円で囲った庚辰運で、安倍首相の生日干支と同じです。これを算命学では律音(りっちん)と言い、新たな出発を意味します。それも魁罡ゆえ、今までとは全く異なった出発で、政界を引退されるのではないでしょうか。
また今年2020年は庚子年で、生年干支の甲午とは天戦地冲となっており、庚と甲が衝突することにより、甲から通変する偏財が意味する流通経済の破れ、午から通変する印綬の意味する学術芸能、祭典などの破れを生じやすい一年で、まさにコロナショックに対する経済対策がことごとくスムースに進まず、国家元首として迎えるはずの東京オリンピックは延期、主宰者として催行するはずだった桜を見る会の中止とそれに伴う公選法違反容疑など、さんざんな一年となっています。
また、生日干支とは干支が同じ庚、地支は子と辰の半会で、これを算命学では「大半会」と言い、今までとは異なる想定外の次元に入るとされます。思ってもみない成功を成果を上げる人もいれば、逆に思いもしなかった失敗や評価を受ける人もいます。生日地支は結果、家庭の場ゆえ、想定外の結果となったり、移転や単身赴任、、離婚など家庭に大きな変化がもたらされたりします。
そして誰しも60歳を含む十年運は、必ず生月干支と天戦地冲となります。言うまでもなく当然退職、再雇用となる年齢で、誰しも好むと好まざるとに関わらず、ぶつからざるを得ない人生の岐路の年代です。
安倍首相も今まさにその十年運ですが、安倍首相の場合今年は、生年干支と年干支との天戦地冲とダブっており、さらに生日干支が年干支と大半会で、今までは通用していたことが通用しない、好評だったことが不評となる大試練の一年なのです。

次に風水学こ視点から考察してみましょう。
風水学的には、公務を行う首相官邸の風水がどうなっているかということですが、これについてはすでに、
2017年7/30の記事 首相官邸と首相公邸を風水学的に考察1
2017年9/7の記事 首相官邸と首相公邸を風水学的に考察2
にて詳述しましたので、興味を持っていただけましたら、この記事をお読みいただいたあとにご覧ください。
上記2つの記事でも掲載しましたが、下画像は首相官邸と公邸のMapと衛星画像です。

首相官邸と公邸

2017年9/7の記事で前述しましたが、現首相官邸は2002年竣工で、その年に開所して使用されています。
よって三元九運では第7運、坐向は酉坐卯向で、玄空宅運盤は下図のとおりです。

首相官邸宅運盤(2020年版)

風水鑑定上、重視するポイントは、古から変わらず陽宅三要『門房灶』の三つで、その中で最重要はもちろん、氣の出入り口である門、今日の一般建築物では玄関です。
下画像は首相官邸の東正面です。

首相官邸正面

氣口(氣の出入り口)である玄関はとても広く大きく、立派ですね。
上の玄空宅運盤を参照ください。宅運盤の各方位は三段になっていますが、
上段;2020年の年九星
中段;左=坐星(山星) 右=向星(水星)
下段;運星
ですが、この中で玄関方位で重要視するのは、上段の年九星と、中段の右側にある向星です。
東を見ると、上から5、27、5と記されていますが、年九星は5、向星は7です。

首相官邸宅運盤(2020年 東の5と7強調版)

5は五黄、7は七赤ですが、第八運(2004年~2023年)の現在、どちらも大凶で、五黄は災厄を呼び、七赤は口舌、盗難、詐欺、破財、訴訟など、主に人間関係のトラブルや財の破れをもたらしやすく、特に5と7、五黄と七赤が重なった場合は、それらの凶現象が如実に表れやすくなります。
長年、命理学と風水学に関わってきて実感することは、宿命的な運勢と風水環境の吉凶が重なると、吉も凶も想定以上の吉効果、凶作用が起こりやすいということです。
阿倍首相個人として、宿命的に今まで通用していたことが通用しない大試練の年で、かつ風水学的にも、首相としてとてもつもない国難に遭いやすい年なのです。
そうしたことを認識したうえで、国家元首の言動は大きく国の行く末を決定するわけですから、好むと好まざるとに関わらず日本国民として、安倍晋三首相の背後に天(神)が共にあり、戦後最大の国難を乗る超えるべく、正しくタイムリーな国策を行っていただけるよう、祈願しようではありませんか。

それでは動画にまとめましたので、でご覧ください。
(なお動画では、安倍首相が二度目の内閣総理大臣の指名を受けた年齢を56歳としていますが、実際には58歳です。)

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