風水学

知床遊覧船沈没事故を風水学的に考察Ⅱ

知床遊覧船沈没事故を風水学的に考察Ⅱ

6月6日芒種を過ぎ、6月丙午の運気に入りました。
拙宅の庭では今年、とても薔薇が質量ともよく咲いてくれます。
数か所に植えていますが、開花後数日で散りゆきますが、バトンタッチするように、他の薔薇が開花しています。今はまるで花束のようにまとまって咲き誇ってくれています。

自然の薔薇花束

さて今回は前回の続きで、知床遊覧船沈没事故を巒頭風水と理氣風水の観点から考察させていただきます。
有限会社知床遊覧船は、平成28年6月30日に、北海道網走市呼人174-10から北海道斜里郡斜里町ウトロ中島125へ、本店移転登記されています。この地には、桂田社長が経営する知床ウトロ温泉宿「」があり、そこを本店(本社)としていることになります。
下画像はGoogleMapの衛星画像に加筆したものですが、道路がくの字に折れ曲がった角に立地しています。

しれとこ村と桂田社長宅

北海道に行かれたことがある方はおわかりと思いますが、広大な北海道では、とても長い直線道路が多く、画像にも記しましたが、北から延びるまっすぐな直線道路が、しれとこ村に向って走ってきて、しれとこ村手前でくの字に西南方位に向きを変えています。

しれとこ村と桂田社長宅(槍煞、歳破加筆)

画像にも記しましたが、これは槍煞(やりさつ)という形煞で、槍に突き刺されるような強い氣をいつも受けていることになり、凶とされます。形煞に理氣上の凶煞が重なるときに、凶現象が起こりやすいのですが、沈没事故のあった2022年4月は、月五黄が北方位に回座していました。
また、しれとこ村の玄関は建物の太極から見て西南方位に位置していますが、西南方位は今年、凶煞のひとつである歳破が回座しています。

しれとこ村の西南にある玄関

GoogleMapには桂田社長宅も記されていますが、しれとこ村から西南方位にあり、帰宅方位はいつも西南、すなわち歳破方位に向かっていることとなります。
さらに桂田社長宅は西南向きとなっており、玄関もご自宅の太極から西南に位置し、二重にも三重にも歳破の凶作用を受けることとなります。

西南向きの桂田社長宅
西南方位に位置する桂田社長宅玄関

以上をまとめると、
・巒頭(周囲の環境)的に槍煞
・月五黄が北に回座し、槍煞を強めている
・事務所のあるしれとこ村の玄関は歳破が回座する西南方位
・桂田社長宅はしれとこ村から歳破が回座する西南方位
・桂田社長宅は歳破となる西南向き
・桂田社長宅の玄関は歳破となる西南方位
となります。これだけ凶意が重なり、さらに考察Ⅰの擇日的要因
・有限会社知床遊覧船への社名変更登記日が月破大耗
・国土交通省への代表権変更届け出日が天戦地冲
・本店移転登記日が烏兎擇日の土星日
というように、重要行事が凶日であったことが相俟って、歳破と月五黄が引鉄となり、今回の悲劇の事故の遠因となったのだと考察します。

実は4年前夫婦で、東北海道方面の旅行をしたときに知床観光もしましたが、知床岬クルーズにも乗船しました。まさか今回沈没したKAZU1ではなかったかと撮影した画像を確認したところ、他のクルーズ船でした。たぶん知床クルーザー観光船ドルフィン(下画像)だと思います。

知床観光船

コースは3種類あり、3時間コースですと先端の知床岬で折り返し、2時間弱コースですと途中のルシャ海岸で折り返しますが、どちらも運良いとヒグマを見ることができるというのが売りです。
ウメサン夫婦が乗船したのは最短の1時間コースで、ウトロ港を出港して30分ほどのところにあるカムイワッカの滝で折り返すコースでした。わずか1時間ほどの短時間でしたが、知床の自然が創り出した断崖や野鳥を観察することができ、感動しました。
下画像は遊覧観光コースにあるカムイワッカの滝

カムイワッカの滝

下画像はウトロ港近くにある「ゴジラ岩」

ゴジラ岩

現在、沈没事故の影響で、知床遊覧コースはすべて休止されてしまっているようですが、早期に行方不明の方々が見つかり、事故原因が解明され、安全な遊覧のための体制が整って、素晴らしい大自然をめぐる知床遊覧が再開されますよう、祈るものです。

追伸
ウメサンが塾頭を務める立命塾では、
9月24日開講の第16期立命塾実践的四柱推命学講座を募集中です。

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