風水学セミナー 雑記(風水) 開運法

~天命に生きる神渡良平先生にお会いして~

 こんにちは。今月最後の投稿となりました。
 ウメサンちの回りの桜も、もう7分咲きくらいで、今度の土日が満開となりそうです。4/1(日)には、近隣にある城山公園にて、村の壮年会主催のお花見会がちょうどありまして、ウメサンも家内と共に参加予定です。今から花見酒が楽しみなウメサンです。
 さて28日に、群馬県公社総合ビルにて神渡良平先生の講演会があり、私も参加させていただきました。「人は何によって輝くのか」というテーマで、ご自分の生い立ちを中心に、1時間半あまりお話くださいました。
2007.3.28 神渡先生を囲んでの食事会
(画像は神渡先生を囲んでの食事会)
 神渡先生は現在59歳でらっしゃいますが、熊本の片田舎で3人兄妹の長男としてお生まれになり、小さい頃から医者を志し、小学校卒業後、福岡の親戚の家にお世話になりながら勉学に励まれ、晴れて九州大学医学部に合格されました。しかし折りしも日米安保闘争の真っ最中で、大学紛争の波に押し流され、医学部を中退せざるを得ない状況に追い込まれたそうです。
 その後職業を転々として年を重ねる中、38歳のときに脳梗塞で倒れて半身不随となり、「なんで自分がこんなめに会わないといけないのか?」という葛藤と、苦しい闘病、リハビリの入院生活を余儀なくされる中、ベッドの上で読まれた安岡正篤先生の著書を通して「人は誰しも一隅を照らすために生を受けている」ことを教わり勇気づけられて、過酷なリハビリを乗り越えることができたそうです。
2007.3.28 神渡良平先生とケロケロウメサン
(画像は神渡先生<左>とケロケロウメサン)
 社会復帰後、この命の恩人である安岡先生の伝記を著書にまとめて出版したいという思いにかられ、4年間かけて関連書物を研究し、安岡先生とゆかりのある著名人の方々にお会いしてその人となりを聞きまとめて、第一作「人生の師父安岡正篤」の原稿がでたそうです。その間、奥様が「ヤクルトおばさん」をしながら生計を立てたという内助の功があったことも付け加えておきます。
 ようやく完成した原稿でしたが、出版社を歩き回ってもなかなか受け入れてくれるところがなく、最後に出会った同信社が受け入れてくれ、ようやく出版の運びとなりました。まったく広告宣伝もされない中、安岡先生の霊に導かれてか、安岡先生を崇敬する方々に読み広められて、版を重ねていくことができたそうです。
 今や神渡先生は、出版される本がことごとくベストセラーとなる売れっ子の作家のお一人ですが、そこまでに至るまでは、波乱万丈の人生を送られてきておられ、闘病中に書物を通して出会った故安岡正篤先生により、人は一隅を照らすためにこの世に生を受けたことを悟らされ、天職とも言える作家の道を歩まれることとなられました。しかしその間も順風満帆の道のりではなく、奥様はじめ、内観により実感することのできたお母さまの愛に支えられてきたことを、涙ながらに語ってくださり、講演中、ウメサンも内観できたのか、両親の愛に満たされて感涙に浸ることができました。
 講演中終始一貫して神渡先生がおっしゃりたかったことは、「人は誰しも一隅を照らすためにこの世に生を受けたこと、そして人それぞれにオンリーワンの天性があり、それを悟る、すなわち天命を知ることにより、一隅を照らすことができる。」ことなんだと実感させられたケロケロウメサンでした。
 講演会の後は、主催者の主婦であるM様宅にて、神渡先生を囲んでの食事会を行いました。食事会にはサラリーマンの方、主婦の方、中学校の校長先生ご夫妻等、12名が集まり、和やかに歓談させていただきました。とっても心癒される至福のひとときでした。
 神渡先生は、現在「天がけるヤマトタケルの尊」を執筆中ですが、長年古事記や日本書紀を研究してしたためてきた内容を土台に、天に導かれるように取材で出会った方々を通して、4年間に渡り執筆してきた大作で、ヤマトタケルをはじめとした登場人物の魂に触れたのか、執筆中何度も涙をながしつつペンを走らせられたそうです。4月には脱稿され、5月には書店に並ぶそうですので、ウメサンも楽しみにしております。
 すでに映画化も決定されているそうですが、神渡先生が還暦前に人生の集大成として書かれたこの著書は、日本の建国精神に回帰し、日本民族に生まれたことに誇りを持ち、その土台のもとに血の通った家族関係、人間関係を築いていけるきっかけになる大作ではないかと実感しました。
神渡先生揮毫
(画像は神渡先生の揮毫)
 神渡先生を通じて、天命に生きることができれば、天が必要な時に必要な貴人に出会わせてくれ、その縁を通し、大きな渦となって、大きな運勢を呼び込むことができるんだ!!と、今更ながらに実感させていただきました。
 ケロケロウメサンも、立命学を究めることを天命として、一所懸命に精進していきたいと決意新たとさせていただきました。
 最後に、神渡先生とのご縁をいただけた、風水鑑定のお客様であるM様に心より感謝申し上げます。
 

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