風水学 連載コラム

第8回 理想的好風水地『四神相応の地』~京都編②~

7/2は、第19回全国旅館女将サミットがディズニーリゾートの東京ベイホテル東急にて盛大に開催され、ウメサンが顧問をさせていただいている国際・風水協会もブースを設けさせていただきましたので、スタッフ3名と共に参加させていただきました。
第19回全国旅館女将サミット
ゲストとして、山田邦子さん、富士真奈美さんがトークをされました。
晩餐会には、国土交通省の冬柴大臣も列席され、日本古来の伝統である「おもてなし」こそ日本の観光業界を支え、また、そのおもてなしの心にふれて、お客様の心が癒され、強いては日本国を元気にする原動力であることをスピーチされていましたが、全国の旅館におけるソフト面の責任者である女将への期待の大きさを実感した次第です。
この女将サミットの後援は㈱旅行新聞社ですが、縁ありまして、旅行新聞のコラムを昨年から連載させていただいており、このブログでも紹介させていただいています。
今回は、第8回の連載コラムをご紹介します。

     第8回 理想的好風水地『四神相応の地』~京都編②~
前回、平安京(現京都)が地理風水上世界有数の四神相応の吉地であることをご紹介しましたが、今回はその四神にあたる地理各々にスポットライトをあててみましょう。
四神は各々方位に当てはめれば東西南北の四方位を司る守護獣ですが、四方位を定める基点となる箇所を風水学上、太極と呼び、平安京では太極殿にあたります。その名にふさわしく、天皇の即位式や、天皇が国の勅令を発布したり、中心的な行事や儀式が行われた場所でした。
この太極殿から見て、北方位に貴船山と鞍馬山があり、貴船山が玄武にあたります。鞍馬山は標高569mあり、源義経が元服前に修行した鞍馬寺があることで有名です。一方の貴船山は、鞍馬山よりやや高い標高700mの山で、貴船という名称の由来には2つの説がある。
ひとつは、山の中腹にある貴船神社の創建に関わるもので、5世紀初め反正天皇の代、玉依姫が水源の地を求め、”黄色い船“に乗って淀川と賀茂川を遡り、この地にきて祠を建てたのが貴船神社の創建とされており、『貴船』は『黄色い船』に由来しているといわれている。
もうひとつは、風水で扱う『氣』に関わるもので、「気の産まれる根源」が転じて「気生根(きふね)」になったという説である。地理風水学的な観点で言えば、四神の玄武に相当する貴船山は、龍脈に沿ってやってきた龍(大地の氣)が、龍穴で吹き出る前に最後に一休みして氣を溜め込む主山の働きを持ち、まさに平安京(現京都)に活気と繁栄をもたらす氣の根源「気生根(きふね)」にあたる山なのだ。たぶん両方とも正しい由来ではないかと思う。
さて雨乞いの社として有名な貴船神社境内には、絵馬の像と言われる一対の馬の像があるが、当初生き馬を生贄として捧げていたが、時代が移り変わるに連れて「板立馬」が奉納されるようになり、この「板立馬」が絵馬の原型とされており、貴船神社は絵馬発祥の地としても有名である。
次回は、四神の青龍にあたる、比叡山~大文字山の山並みを取り上げる。
      

                  後記
七夕の夜でしたが、今年も天の川を拝むことはできませんでした。(残念)
天の川は拝めませんでしたが、“K-1七夕決戦”マックス準々決勝では、魔裟斗選手の勝利を拝むことができました。(万歳!)
実は、6/29に断易入門講座を行いました。立命塾では、立命を目的としているため、周易をカリキュラムとしているのですが、風水学における黄泉煞や玄空大卦派の看法では、どうしても断易の知識も要するため、立命塾特別講座として、断易の入門講座を催行した次第です。
講座の最後に実占としまして、受講生の一人である山野井研介氏の要望で、「7/7のK-1マックス準々決勝で、魔裟斗選手はドラゴ選手にKOで勝利できるか?」という占的にて、山野井氏に乾隆帝の古銭3枚を6回振ってもらい、出た易卦から断易で占断してみました。
魔裟斗選手が2ポイント差くらいで判定勝ちすると占断していましたので、ウメサンもはらはらしながらテレビの前にかじりついてみていました。結果は、断易による占断どおりでした!
効験!!\(^-^)/
この断曰内容に関しては、回を改め、近日記したいと思っています。

この記事はお役に立ちましたか?

★をクリックしてください。

平均評価 / 5. 投票数