5月に入って、1~7日と四国(高知県、徳島県)にて、陰宅検分&風水探訪、9~10日と広島県にて、陰陽両宅の風水鑑定と、出張が続きました。
15~16日も広島県にて陽宅風水鑑定と、5月はほとんど家を空けることが多いウメサンです。
そんなわけでなかなかブログ更新ができず、申し訳ありませんでした。
ウメサンも昨年からスマホに替えていますし、夜ホテルでブログ投稿ができないこともないのですが、片手間な感じでの投稿ができない性格ゆえ、またまた間隔が空いてしまいました。
明日(正確には0時過ぎたので今日)も、桶川から始発電車で出発するのですが、寝床の誘惑を断って、出発前に投稿する決意をし、キーボードをたたくこととしました。
今回は9日に行った陰宅風水について、簡単に記したいと思います。
今回のクライアント様は、ご自宅と会社、そしてお墓と、陰陽両宅の風水鑑定のご依頼をいただき、2日間に分けて行いました。
陰陽両宅の風水鑑定を行う場合ウメサンは、先ず陰宅から始めることとしております。今日は陽宅のほうがさかんですが、もともと風水は陰宅が先で、陰宅風水の理論技法が陽宅に応用されております。
それもありますが、先ずはクライアント様のご先祖へご挨拶をし、お祈りさせていただいてから、陰宅鑑定、そして陽宅鑑定をなすというのが、やはり人の道ですよね。
最寄りの駅でクライアント様と待ち合わせ、ご自宅に寄ってからすぐにお墓に向かいました。お墓は小高い丘の上にあり、「汗かきますよ。」とクライアント様がタオルを貸してくださいました。距離的にはたいしたことはなかったのですが、なんと45度近い登りもある細い道で、汗を拭き拭き登りました。10分ほどで丘の上に辿りつくと、数十基のお墓がありました。
クライアント様のお墓は、都会ではなかなか見当たらないほど広く、4坪ほどありました。墓石の隣りには供養塔も並列し、その後ろには先祖代々に渡る数基のお墓も並んでいました。クライアント様の父上は数年前に逝去され、納骨時に、お墓を整備されたとのことでした。それまで山の方を向いていた墓向を180度反対にして、瀬戸内海を隔てて島が見えるようにし、さらに3代以上前のご先祖様のために供養塔も建立されたのです。
(上左画像がクライアント様のお墓。右側が供養塔。墓坐には主山がどしっと構え、入首※もしっかりとしまっている。右画像は、墓前の風景で、瀬戸内海を隔てて島が見え、画像には映っていないが、右側には河川が瀬戸内海に流入しており、巒頭風水上も吉地である。)
ご存知の方も多いと思いますが、風水の巒頭上の鉄則は「背山臨水」です。お墓の整備時、クライアント様はそのことはもちろんご存知なかったようですが、幼少の頃から墓参に来る度に、何かお墓の向きがよくないんじゃあないかとずっと思っておられたとのことで、父上の納骨時を良い機会に、思い切って整備されたとのことでしたが、もちろん大正解でした。
お墓の向きを変えてから、家系的には良くなったのではありませんか?とお尋ねすると、「そう言えば、確かにそれ以降、家族も安泰ですね。ビジネスのほうも安定しています。」とのことでした。
羅盤でお墓の坐向を測定しましたが、父母卦に入っており、理氣的にも家系安泰を表していました。隣接している供養塔も、ぴったり同じ坐向でした。実際見た目には、3度くらい墓石と向きが違うのですが、羅盤で測定するとまったく同じなのです!まさに氣脈の上に乗っていることを実感できました。
欲を言えば、あと1,5度ほど墓向を振ると吉爻に入ってもっとよくなることをお伝えしました。
そして言おうかどうか迷いましたが、思い切って、「もう少し瀬戸内海側に数メートルお墓を移設できると最高ですね!」とお伝えしましたが、クライアント様は本気で受け入れてくださいました。
実際そうすることができれば、巒頭的にも理氣的にも龍山向水のフォーメーションが整う、かなり理想に近い陰宅となります。
今後、玄空大卦擇日で吉日時に先ず墓向を吉爻に合わせ、何年か先になるでしょうが、次の段階としてお墓の移設が実現できるよう、今後もケアさせていただきたいと決意しております。
気が付けばもう外は白々してきました。5時には家を出ないといけないので、今日はここまでにさせていただきます。
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