風水鑑定 風水工法

祝!三元玄空風水術を取り入れたU邸、日本住宅リフォーム産業協会主催の特別賞受賞!!

2014年も大晦日を迎えました。
師走の今月は、その名の如く休みなく動き回っていたため、結局今までブログ投稿できずにきてしまいました。例年大晦日は朝出発して、横浜の実家に里帰りするのですが、このまま年を終わるのは締まらないため、30日夜の上野での忘年会から帰宅後、アルコールの残った中ですが、気合入れてキーボードをたたきました。ほろ酔い気分のため、入力ミスがありましたらお許し下さいm(__)m
U様より鑑定依頼をいただいたのは3月でしたが、だいぶリフォーム設計が進んでいる現状でした。このまま進めば、6月前にはリフォームが完成し、入居の予定でした。
U邸の坐向は子坐午向で、本年2014年は、坐に歳破と三煞がくるため、鑑定時の最初のアドバイスとしては、今年の入居はタブーですと伝えました。しかしすでに契約済みで、内装工事を中止でききない状況でした。
そこで風水師の立場としての最善のアドバイスは、
①坐向を癸山丁向にする。
②吉三煞となる夏場に仮住まいから再入宅する。
という2点を強くお勧めしました。
施主のU様は、それまでも多くの風水書を読まれており、風水に理解をもたれていたので快諾くださいました。
①のためには、玄関向きを7度ほど西南側に振り、施工の工程を大幅に変更せねばなりませんが、施工会社の土屋ホームトピアは快く受け入れて下さいました。
それだけでなく、レイアウトも25や52の宮が反映しないか納戸等になるようにし、コンロの坐が吉位になるよう、敢えてペニンシュラ型をアイランド型に変えたりと無理難題を提案しましたが、施主様も工務店様も快くうけいれてくださいました。
3月下旬の吉日時に着工し、風水暦上初夏になる5月の吉日時に、玄関向きを7度ほど振る坐向変換工事を無事完了でき、その後工事は順調に進みました。工事期間施主様家族は、近くのマンション一室に仮住まいされました。
内装のほとんどは施工会社の土屋ホームトピアが行いましたが、施主様の意向もあり、壁や床の塗装、ワックス掛けは、施主様ご夫婦が行われました。
風水学的には、歳破と三煞が坐に来る場合は、一切の修造改築はタブーゆえ、施主様のDYIによる塗装もやめたほうがよかったのですが、DYI「の意向が強い施主様に対し、強く否定しきれないウメサンでした。
仮住まいのマンション生活は4か月ほどでしたが、なんと日本では絶滅しているとされていた南京虫による虫害を被り、お二人のお子様はじめ、ご家族みなさん、虫に刺され、大変な思いをされました。後から施主様が、この虫害は、風水学上の三煞のタブーを犯してDYI上の内装に携わった凶作用なんですねとおっしゃられていました。それを聞いたウメサンはもっと強く、「リフォーム期間中家に入ることの禁止」を提言すべきだったと、正直悔いたウメサンです。
ご家族は南京虫に悩まされている中、7月中旬に竣工し、吉三煞かつ吉日時にご入居されました。
その後しばらくして、11月に入りU様から連絡がありました。リフォーム賞をいただいたという吉報でした!
鑑定時にアドバイスしたリフォーム完成の祝宴を、受賞祝いを兼ねて行いたいとの連絡をいただきましたので、12月吉日時を擇日させていただき、ウメサンも祝宴にお招きいただきました。
祝宴に参加させていただき、実感したことは、お二人のお子さんがとても元気に明るくなられたことでした!
このお子さん達の様子を見て、ああ、このリフォームは成功だったな!と安堵したウメサンでした。
パーティーの席で初めてお会いした土屋ホームトピアの支店長から、7度振った玄関はいい意味でメリハリがあり、今後の工事の参考になりました!との感想をいただき、大変恐縮したウメサンでしたが、この会社の度量の大きさを感じました。
下画像は、土屋ホームトピア作成のカレンダーに掲載されたU邸のLDKです。

U邸LDK

今回すばらしい賞を取られたU邸でしたが、内装工事に自ら携われたU様の強い居宅への愛情と、通常は煩わしい風水学上の意向を受け入れてくれた度量の広く大きい施工会社様のきめ細かい施工が相俟っての受賞であったと実感したウメサンです。
風水学上の理念としては、三煞期間における施主の工事への関わりは一切タブーと強く禁止すべきとは言え、南京虫の虫害という試練を越えて大きな恵みを受けたU様ご家族を通し、「己の信念のもと敢えて試練を受け入れるならば、試練の後に大きな恵みがある!※」ということを教えられたウメサンでした。
12月師走は、結局この記事一件の投稿しかできなかったことをお詫び致します。しかし、杓子定規に押し通すことがいつも善とは限らず、天が祝するほどの信念と愛情があるならば、敢えて試練を受け入れて飛び込むならば、その後の恵みの大きいことを教えていただけたことは、今後の大きな糧となりました。
このブログをご照覧いただいたみなさんにとっても、正しい理論を尊ぶべきはもちろんですが、それ以上に重要なのは、家宅を愛する思いと家族の幸せに対する強い願望のアクションは、天をも感動せしめるパワーがあることを知っていただければ幸いです。
いよいよ大晦日、終わり良ければ全て良し!良い年を迎えましょう!!

※ とは言え、信念あれば闇雲に理論上タブーを曲げて良いということではありません!U様の場合は、
・歳破を避けるべく玄関向きを振る。
・三煞を避けるべく、入宅は吉三煞の吉日時に行う。
という絶対的最低限の風水学上最善策を受け入れ実行されておりましたことを補足します。

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