～草津ナウリゾートホテルに見る増築成功の風水学的秘訣～

４月最初の投稿です。
３/３０～４/１、２泊３日で草津温泉へ家族旅行に出かけてきましたが、今回は風水学的視点による滞在ホテルに関しての旅行後記です。
昨年も同時期に、息子の高校入学の前祝として、家族で志賀高原へ春スキーをしに行ってきましたが、今年は娘の高校入学の前祝ということで、やはりスキーを主目的として、草津温泉に行ってきました。
（註）ウメサンは、年子の２人の子持ちです。何かと旅行好きのウメサンは、何かめでたいことがあれば、それを名目として家族旅行へ行くこととしております。。。
３０日こそ、日中は晴れていましたが、夜からはずっと、雪が降ったり止んだりという３日間でした。
足として７年乗っている愛車のトヨタコルサを使用しましたが、４月と言えども草津は降雪、凍結の可能性が高いので、スタッドレスタイヤのままにしておいて正解でした。
今回の宿泊ホテルは、「草津ナウリゾートホテル」でした。

ウメサン以外の家族３人は初めてでしたが、ウメサンはナント！２２年ぶりの宿泊でした。２２年前、旅行業会社員時代にツアーを企画した際、３回ほど訪れたことがあったのですが、年初めに、今回どこに行こうかと思案している中、ウメサンの脳裏に浮かんだのがこのホテルだったのです。
予約後の３ヶ月間、２２年ぶりに訪れることの懐かしさで、旅行のときが近づくにつれ、ウメサンの心はうきうきと踊ってきました。
３０日は朝９時半頃桶川の自宅を出発しましたが、道は混雑なくスムーズで、わずか３時間ほど、すなわち１２時半くらいには、ホテルに到着しました。
メインエントランス周りのホテルの外観は、２２年前とほとんど変わっておらず、家族から一人浮いて感慨に耽っていたウメサンでした。
迎えてくれたのはオーストラリア人のホテルマンでしたが、流暢な日本語で温かく迎えてくれました。
「このホテルは初めてですか？」と聞かれたので、「家族は初めてですが、私は２２年ぶりに来ました。」と答えると、「Oh～！そういうお客様は、はじめてデ～ス！」と偉く感動的に驚き、喜んでくださいました。
このホテルは1974年に完成しましたが、当時の草津温泉地としては斬新な、ヨーロピアンスタイルのデザインによるリゾートホテルです。
1974年というと三元九運では第６運です。坐向は「寅山申向」で、旺山旺向となる大吉格です。２２年前は夏に訪れましたが、とても賑わっていた記憶が脳裏に蘇り、やはり繁盛するホテルは、風水学的にも吉格であることを再確認した次第です。
しかし旺山旺向と言えども、第７運に入れば徐々に衰退せざるを得ないのが宇宙、大自然の摂理、バイオリズムというものです。
訪れた３０日は日曜日でしたので、賑わっているのも当然ですが、３１日、１日は月曜火曜の平日であったにも関わらず、家族連れや団体客でいっぱいでした。この繁盛が続いている原因はなんだろうと、いつものごとく風水学的な視点で究明しはじめたウメサンです。
２２年ぶりに訪れたホテルの外観は、昔と変わりはなかったのですが、中に入ってみると、フロントロビーの右側の奥が増築され、奥行きがかなり広くなっていました。
この増築は第７運の1991年にされており、既存部分より増築部分のほうが広く、ホテル建物全体の坐向が「乙山辛向」に変わっており、ナントまた第７運の旺山旺向となっていたのです。
それでも第８運に入れば、衰運に入らざるを得ません。ところがどっこい・・・！増築により、太極も東南方位へ大きく移動していましたが、太極が移動したことにより、令星である八白が座す西北方位に氣口であるフロントが位置するようになったのです！！
恐らく新築時も増築時も、風水師は関わっていなかったとは思いますが、強運の方というのは知らないうちに、吉運を呼ぶように住環境を築いているもので、この草津ナウリゾートホテルの施主様も、強運の持ち主に違いないし、それだけでなく、天が味方する「建築の動機」を持たれていたのだろうと思います。

広い敷地内にはチャペルもあり、多くの新婚カップルの門出を祝ってきた喜びの波動を感じます。
また、“草津ビッグバス”と呼ばれ、観光名所となっている大きな温泉浴場設備もあり、老若男女問わず、楽しめる憩いの場です。
２２年ぶりに訪れたホテルは、まだ２０代の若きウメサンの青春時代の思い出を蘇らせてくれただけでなく、年を重ね、今度はウメサンの家族を暖かく迎えてくれました。
懐かしい思い出の回想を胸に、１日午前１０時にチェックアウトし、後ろ髪を引かれる思いでホテルを後にしました。
つい３時間ほど前、粉雪が吹き荒れていたのがうそのように、埼玉の地は晴れ渡り、ウメサンの住むここ桶川の地も、いよいよ桜が満開となっていました。淡いピンク色の無数の花びらたちが、強い北風に負けじと一所懸命に咲いています。
ウメサン夫婦も今年で結婚生活２０周年ですが、子供も２人とも高校生になったし、２０周年記念に、今度は夫婦だけで来ようと妻と話したウメサンです。