～都市伝説「六本木ヒルズの呪い」に対する風水学的検証～

こんにちは！前回の投稿から早１０日余りを過ぎ、９月も中旬、暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、本当に朝晩は涼しいと言う形容がぴったしの初秋の季節となりました。ウメサンんちの庭では、夜ともなるとあちこちで虫たちが合唱をしており、心地よくパソコン作業をさせていただいております。
さて今回は、つい先日アメリカ大手の証券会社リーマン・ブラザースが破綻し、その日本支店が入っていた六本木ヒルズに関して、風水学的に検証したく思っています。
六本木ヒルズは２００３年４月２５日開業当初、東京の観光人気スポットとして、また楽天やライブドア等、IT企業の雄がこぞって本社を構えるなどから脚光を浴び、賑わいを見せていましたが、事故やテナントの事件・不祥事が相次ぎ、また近くに東京ミッドタウンがOPENしたこともあり、一時の賑わいは陰を潜めつつあるようです。
2004年3月に発生した回転ドア事故（６歳児がドアに挟まれて死亡）から端を発し、2006年のライブドア事件、さらには村上ファンド事件、今年になってからはグッドウィルGの違法派遣問題、そしてリーマン・ブラザースが破綻と、わずか４年間の間に次々と問題が勃発しましたが、ネット上では「ヒルズの呪い」と都市伝説化されて取りざたされているようです。
歴史的には、江戸時代に長府毛利家上屋敷があり、赤穂浪士の武林唯七ら7人が切腹した場所だったようですが、こうした波動が地に残留していないとも言えないでしょう。
しかしウメサンも風水師の端くれゆえ、ここでは風水学的見地から、玄空飛星派風水にて考察してみたいと思います。（下図は六本木ヒルズ周辺の白地図）

先ず建設時期とオープン時期ですが、三元九運説による第７運（1984年～2003年）の最後の年に完成しOPENしています。要するに第７運の恩恵に預けれない建物で、この視点だけで見れば、先ず風水師が係わってはいないだろうと言えます。
次に巒頭と理気の観点から見てみましょう。
巒頭的には、中心となる森タワーがひときわ高層で、いわゆる「露風煞」という、妬み嫉妬を買い易い凶相です。
六本木ヒルズは、この六本木ヒルズ森タワーを中心とした複合施設ですが、この森タワーの坐向は２通りが考えられます。
ひとつは、東北方位にあるオフィスメインエントランスを向きとした「未山丑向」で、もうひとつは東南方位にあり、テレビ朝日や毛利庭園に向かうエントランスを向きにした「戌山辰向」です。
どちらの向きにしろ、３棟あるレジデンスという高層の住居ビルが、森タワーから見て白虎にあたり、白虎が青龍よりも強く、争いごとの生じやすい凶相です。
次に理気の観点です。
森タワーの坐向を上記２通りのうちのどっちをとるかは、なかなか難しいのですが、この４年間に相次いだ問題からして、後者の「戌山辰向」で間違いないと思われます。
第７運完成で「戌山辰向」の宅運盤（左図）からわかることは、2004年2/3までは旺山旺向の大吉格ですが、2004年2/4以降第８運に入ると衰運となり、７数（七赤）は吉数から凶数に転換してしまいます。向となる東南方位の挨星を見ると、上段に９と７が座しますが、この組み合わせの玄空象意には、“主人が居つかない”というのがありますが、ライブドアなど、入ったばかりのテナントが問題を起こしたりして出て行ってしまうという、文字通りの現象化となっています。
また、東北方位にはオフィスエントランスがありますが、５と３の組み合わせとなっています。これは闘牛煞といって、争い事、訴訟問題を暗示しますが、これまた文字通りの現象化となっています。
結果論ではありますが、まさに玄空飛星恐るべし！といった感があり、風水師ながら寒気がしたウメサンです。
ここまでですと六本木ヒルズに未来なしということになってしまいますので、補足させていただきます。
東方位の挨星を見ると、１と８の組み合わせとなっていまして、この方位に“動水”（河川や池）があると財運、商売運をアップするのですが、幸い毛利庭園の池があり、波乱万丈ながらも財運には恵まれる暗示があります。
化煞法としましては、東南方位のエントランス近くに樹木を３本か８本植樹し、東北方位にあるママン（タランチュラを思わせるような黒いオブジェ）の代わりに、銅製の獅子像一対を設置すると、邪気をかなり抑えることができ、再びブランド力をアップできるのではないかとウメサンは考えています。

追伸）
いよいよ今日から、プロ野球セリーグ天王山「巨人－阪神戦」です。産まれた時から巨人ファンのウメサンは、ぜひとも三連勝して、江川氏言うところの「メークレジェンド」を実現して欲しいと心躍らせています。今日は早めに仕事を終え、テレビ観戦予定のウメサンです。