四柱推命学・算命学 雑記

ショーン・K氏の学歴詐称問題を命理学的に考察

 今月は、7日に催行した雨中における氣場改良工事で、先月から引きずっていた風邪をこじらせてしまい、先週まで療養しながらの仕事の日々で、気力も萎え、心身共にさえない日々が続いていましたが、ようやくほぼ完治し、気力も高まりつつあります。
 さて、今月も残り3日間(書き始めたのが29日でしたm(__)m)となってしまいましたが、ようやく今月二回目の投稿です。今回は、またまた週刊文春の記事により、朝から晩まで、全てのテレビ局のワイドショーで話題となってしまった、ショーンK氏の学歴詐称問題を、命理学的に考察させていただきます。
 今回の詐称問題による活動自粛は、正直とても残念でした。ショーン・K氏を良く知らない方もいると思いますが、CMの「Intel、入ってる!」のナレーターの声の主と言えば、あ~あ、あの声の人!と合点がいくのではないでしょうか。
 古舘一郎キャスターの報道ステーションにコメンテーターとして昨年から出ていましたが、その的確で説得力のある落ち着いた語り口に魅せられたウメサンでした。左寄りのテレビ局の番組ゆえ仕方ないのですが、他のコメンテーターはみんなかなり左寄りでいつも辟易して他のチャンネルに変えてしまうウメサンですが、ショーンさんのときだけはチャンネルを変えずに見ていました。

ショーン・K氏はWikipediaによると1968年3月21日生まれで、命式は下記のとおりです。(学歴を詐称しているため、この生年月日も少し?ですが・・・)

生年 戊申庚 偏印 比肩 建禄
生月 乙卯乙 正財 正財 胎
生日 庚寅甲     偏財 絶
生時 不明
空亡() 午未
格  正財破格
 金、土

大運
25歳~35歳 戊午 偏印 沐浴 大運天中殺
35歳~45歳 己未 印綬 冠帯 大運天中殺
45歳~55歳 庚申 比肩 建禄 妬合 納音

歳運(2013年45歳誕生日から大運天中殺明けの十年運)
2014年 甲午 偏財 沐浴 天中殺
2015年 乙未 正財 冠帯 天中殺
2016年 丙申 偏官 建禄 

 ショーン氏は命式上、財星を3つ持つ財星過多ですが、生月干「乙」は生日干「庚」と干合して去り、生年支蔵干「庚」と生月支蔵干「乙」は暗合するため、月支元命「正財」は比肩の剋を免れる代わり、暗合により元命「正財」は破格となり、日支蔵干通変星「偏財」がクローズアップされる命式です。そうした意味では、経営コンサルタントというビジネスは、天性であると言えるでしょう。
 しかしこの偏財も、その器に相当する生日支「寅」が、生年支「申」より冲されているため、申が巡る大運や歳運は要注意となります。
 大運を見ると、25歳からの20年間、人生の宿命的な枠組みというものが取り除かれる大運天中殺期間となっていました。ショーン氏が32歳の2000年より今年降板するまでの足掛け16年間、ラジオ局のJ-WAVEにて、「MAKE IT 21」という番組のナビゲーターを務めていましたが、16年も続くと言うことは、それだけ人気があったのだと思われます。また、38歳の2006年から執筆活動も行い、『成功前夜 21の起業ストーリー』『MBA講義生中継 経営戦略』 『自分力を鍛える』などが出版されています。
 ショーン氏にとってはまさにこの頃が花形で、“作られた人物像”が受け入れられ、それなりに成功を納めた期間だったと言えます。
 しかし45歳の2013年誕生日以降、大運天冲殺期間の終了とともに、取り除かれていた人生の宿命的枠組みが再び築かれ、今までの虚像での生き方では許されない期間に入ったのです。それでも2014年、2015年と午年未年の空亡(天中殺)期間だったので、虚像での生き方でもなんとか通用してきたと思われますが、空亡(天中殺)が過ぎた2016年2/4以降、今までの虚像のままでは許されない運勢に入ってしまいました。
 取り分け45歳からの十年間は庚申運で、さらに2016年は丙申運と、前述した要注意の申運がダブってしまいました。
 さらに追い打ちをかけたのは、
45歳からの大運干支「庚申」と生日干支「庚寅」とは納音(物事が今までのようにうまくいかず、衝突する運気)かつ、生月干「乙」をめぐる生日干「庚」と大運干「庚」が妬合(妬みを買いやすい運気)
2016年丙申年は、生日干支「庚寅」と天戦地冲
という、大試練の運気に入っったことがあげられます。
 ここ2,3年、すなわち大運天中殺が明けた後から、テレビでの露出が増えたショーン氏でしたが、声だけのラジオの出演でおさえていれば、ここまで天国から地獄に落とされるようなことはなかったかもしれません・・・。
 確かに偽りの学歴、経歴で活動してきたことへの天罰ではありますが、親なる愛の神様が与えた大きな試練ではないでしょうか。かなり大きな試練ではありますが、親は超えられない試練は与えないものです。ショーン氏は、実際にはMBAを取得はしていませんでしたが、今まで積み上げてきた経営の知識はかなりのものと思いますし、今からでもぜひMBA取得を目指し、数年後にMBA取得者として堂々と再登場してほしいと願うのは、ウメサンだけではないと思います。
  

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